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- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102160183
感想・レビュー・書評
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う~ん、後味が良いわけじゃないけど、良い後味の悪さというか、なかなかすごかった。
この物語の核となるのが、殺人で起訴された姪ブレットのために帰郷し弁護することとなるキャロラインとその予審の過程、もう一つが故郷を捨てたキャロライン自身の半生である。この二つの流れが最後一つになるとかならないとか……(←どっち)
法廷シーンも状況証拠は不利ながらキャロラインかなり健闘!ただ、止めを刺す前に……になるので、ちょっと欲求不満かなー(^^;
結局話がスピード感あるから、ぐいぐい読めるし面白いんだろうと。最後には何か人間の業というか、そういうものも考えさせられるし。これだけ複雑な人間関係を上手く描きだすパタースンもすごい。
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