裁きの鐘は(上): クリフトン年代記 第3部 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161371

作品紹介・あらすじ

バリントン家の正統な後継者はハリーかジャイルズか、国中を巻き込んだ大論争がようやく決着。それぞれが新しい生活を手にした矢先、突然の病魔が大切な命を奪い、また新たな難題が持ち上がる。喪失の哀しみのなかで、ハリーとエマが敵対した次なる相手はなんと、ジャイルズだった――。裏切られた友情と兄妹愛は取り返せるのか? 予想外が連鎖する「クリフトン」シリーズ第3部。

感想・レビュー・書評

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  • レディバリントンの死、ジャイルズの選挙戦。バリントン家メイン。

  • 物語を展開していくストーリー作りがうまい 同時に人を惹きつける文章を書くために努力を続けているのはいい

  • まさか海外の大河ドラマ的小説に、ここまではまるとは。
    登場人物のキャラクターがわかりやすいし、とにかく先に読み進むのが止まりません。

  • 相続と裁判、株取引(今の制度では物語はインサイダー取引にあたるのでありえませんが、、)、選挙活動と投票集計まで多岐に渡るエピソードで描かれる。前作は戦争やエマの闘いが舞台になっており、著者の幅広さが伺え、物語も楽しめます。
    個別訪問して投票日を思い出してもらったり、当日投票所まで有権者を車で送ったり、送迎は問題ありかと思いますが、投票率上げるのに良さそうと興味深く読みました。

  • バリントン家の相続問題は解決し、ハリーとエマは夫婦に。ジャイルズの選挙でハラハラ。次から次へと、楽しませてくれる。

  • 7部作のうち現在出ている最新作。これまで以上に展開が急ですが、様々な糸が一本により合わされて、一つの話として進み始めたような気がします。

  • 10月ー8。
    ジャイルズの選挙が中心。懐かしい名前の宿敵が。
    相変わらず一気読み。下巻が終わると、第4部待ちか。
    待ち遠しい。

  • イギリス大河小説第3部の上巻。

    戦争も終わり、強敵もいなくなったので、中だるみするかと思いました。
    確かに、ハラハラ感は少ないものの、小粒の仇敵のおかげで楽しませていただけました。
    ハリー自体は作家として落ち着いてきてしまっているので、次の主人公は息子のセブかな。
    前巻までの登場人物の視点ごとの年代重複の記述がないため、一つの章でも視点が変わることからオチばれも感じられて、ちょっと勢いが失速したような感じですが、セブの今後に期待します。

  • クリフトン年代記のシリーズ3

    戦後が舞台。

    ジェフリーアーチャーは読みやすいですね。

    ひまつぶしにどうぞ

  • バリントン家の正統な後継者はハリーかジャイルズか、国中を巻き込んだ大論争がようやく決着。それぞれが新しい生活を手にした矢先、突然の病魔が大切な命を奪い、また新たな難題が持ち上がる。「クリフトン」シリーズ第3部。

    70歳を過ぎているというのに往年の作品のような波乱万丈のストーリーを紡ぎだすジェフリー・アーチャーの創作意欲にただ、ただ脱帽。さあ次を読もう!
    (B)

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著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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