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- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102170199
感想・レビュー・書評
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序章だけで本になりそう。
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物語冒頭の、難破したイギリス帆船グラディエーター号から作った筏で漂流する、流刑者を含む231名が繰り広げる人間ドラマが壮絶で、カッスラーが用意した冒険舞台にぐいぐいと引き込まれてしまった。
孤島にたどり着いたわずか8名の中の男女一組が発見した「ダイヤモンド大鉱脈」と、「シーモア島を周遊していたクルーザーの乗客乗員180名が一斉に謎の死を遂げ、シーモア島の集団繁殖地でアデリーペンギンが全滅しているという異常事態」の謎がどう絡んでくるのか、ピットとアルの活躍にページを繰る手が止まらない。 -
カッスラーの作品でも1,2を争う作品。
原題のSHOCK WAVE 邦題の「殺戮衝撃波を断て」はややこてこて感があるが、音波の収束による大量殺戮を表現している。音波の収束で瞬殺できるかは、別の話。ダイヤモンドを巡る利権と孤高のダイアモンド富豪一家との戦いの幕が切っておろされる。
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