フェニキアの至宝を奪え 上巻 (新潮文庫 カ 5-49 NUMAファイル)

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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102170496

感想・レビュー・書評

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  • 前半は、この物語りの鍵となる、はるか昔の出来事。
    更には、現代では地理的にバラバラな地域毎に、幕が上がる。
    そして登場人物。
    これらの点と点を、頭の中で線で結んでいくのに苦労してしまった。
    巻の終わり間際から、やっと核心に近い部分へと動き出してゆく。
    下巻でどのようなことが起こるのか、とても期待させられる。

  • はじめはふーーん!って感じであったけど、やはり読み始めるとのめり込み。カートオースティンが活躍! 今回はフェニキアの像が焦点に。
    結構やはりはまる! 下巻へ!

  • NUMA(国立海中海洋機関)の面々がなぜか国家規模の陰謀に巻き込まれていくシリーズの第7作。

    毎回古代の謎とからんでいくのですが、今回は米国第3代大統領トマス・ジェファーソンとフェニキア人の謎という日本人にはなじみの薄いネタ。フェニキアのスキタイ人と米国ってどう絡むんだっけ???

    バイキングの先祖であるフェニキア人はエホバとかヤホウェーなどと呼ばれている神を信仰する人々だったそうな。そこでモーゼの十戒などが出てきて・・・う~ん、古代のバイキングと聖櫃がどのように絡むのか・・・

    水中シーンはほとんどなくてがっかりなのですが、美女とアクションが加わり、さらに謎は深まりつつ下巻へ。

  • NUMAファイルシリーズは切ってもいいかな?と思ってしまった。
    カート、ジョー、トラウト夫妻とこのシリーズは必ず別行動で場面が変わるわけですが・・・なんか、「ようやく合流できた」とか、「来てもらって助かった」とかがないんだよね・・・
    文中で、場面が変わった瞬間って、“こっちはどうなってた?”みたいなワクワク感がありそうだが、今作ではちょっと薄い
    そのせいで、ただただテンポが悪い感じがする
    俺が年取ったのかな?
    いまいち熱中できなかった

  • 大いなるワンパターン。いつもは軽くて読みやすいのだが、本作は怪しげな古物商とか作家とか登場人物の背景説明がないままで、時系列も前後するので、最初が非常にとっつき悪くて、読みづらい、訳が悪いのかと思ったが、多分に原作そのものが分かりにくいのだろう。それ以外は本当にいつもと全く変わらない展開なので、相変わらず、読み終わるとどういったストーリーだったか覚えていないという先が読める。

  • いつもと同じカートオースチン

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著者プロフィール

クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官を主人公とする『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。同主人公の活躍を描くダーク・ピット・シリーズのほか、幾多のシリーズを送り出し、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船の発見にも尽力した。2020年死去。

「2023年 『地獄の焼き討ち船を撃沈せよ!(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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