シャンタラム(中) (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (622ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102179420

感想・レビュー・書評

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  • 突然の監獄、カーデルからの救い、カーラへの愛、そしてブラバカル、マウリツィオの…。
    静かでそして激しいボンベイでの生活であるが、カーデルの提案により下巻ではついに国外での活動が始まる。
    読み進むにつれてぐいぐいと引き込まれていく展開には、息をのむばかり。
    下巻はそして結末はどうなるのか。非常に気になる物語だ。

  • 考えてみれば上巻から既に激動の展開だった気がしなくもないけど、中巻での激流に比べればあんなもんは序の口と言わずばなるまい。次のページで何が起こるのか全くわからないジェットコースター読書。出来る事は文字の奔流に身を任せるばかりなり。

  • 上巻よりもストーリーにスピード感があり、夢中になって読む。
    しかし相変わらず主人公に魅力がない。
    「愛」や「高潔」など、言葉では色々言うけれど
    主人公の言動を見る限り
    それは言い訳のように聞こえてしまう。

  • レビューは下巻で。

  • 下巻にまとめて書きます

  • 舞台はボンベイに広がるスラムへ。インド人の奥深さに圧倒される。日常の中に哲学がある。

  • 全三巻中の二巻目。簡単に要約をしてしまえば、コレラに冒されたスラムを救い、刑務所に入れられて、出獄後ギャングになったお話だ。しかし、おそらく全部筆者が体験したことで、その描写がとてもリアルだ。要約してしまえば、まったく面白くなくなってしまう。

    にしても、普段生きる中で、こんなにも哲学的に物事を考えることができるのか。もっと深く考えなくては。

  • 元バックパッカーの友人に薦められて読み始めました。
    上・中・下で1500ページ以上。
    文庫版でも一冊1000円位するので三冊で3000円します。
    とにかくすごいボリュームです。

    オーストラリアの刑務所から脱獄し、
    インドのボンベイに流れ着いた主人公リンの冒険譚。

    ボンベイの街と人々に一気に魅せられたリンが体験する
    驚異的なインド。

    暮らすことの喜びと苦しみ。

    愛する人との出会いと別れ。

    戦争と犯罪。

    そして自由と責任の葛藤。

    それらのテーマが圧倒的なボリュームと、
    詳細なディティールと臨場感で綴られていきます。

    この本の魅力はたくさんあり過ぎるけど、
    自分的にはインド人の持つ底抜けの明るさと、正直さ。
    人生を楽しむ姿勢に感銘を受けた。

    本だけで無く実際に行ってみたいという気持ちが沸き起こってきます。

    こんな物語が書けるのも筆者の半自伝だからだそうだ。

    筆者の経歴もすごい。

    オーストラリアでヘロイン中毒になり、
    金欲しさに武装強盗を働き、脱走。
    ボンベイに渡り、スラム住民のために無資格無料診療所を開設。
    その後ボンベイマフィアと行動を共にし、
    アフガンゲリラにも従軍。
    タレント事務所設立、ロックバンド結成、旅行代理店経営、
    薬物密輸で再逮捕。刑期を務め上げた後に本作を発表。

    どこまでが本作で描かれているかは言わないけど、
    リンそのまんまやんてね。


    読むだけで世界が開かれること請け合いの本書は
    かなりオススメです。

  • 上巻よりは面白くなってきたとおもいますが。が、なんか冗長な感じがするのは相変わらずです。
    途中何度か読むのを辞めようかと思ったのですが、ここまで来たので読み切ろうと思います。

    中巻では様々な人が死に、何かやりきれない気持ちになります。

    瑣末なことですが、Fuckingをそんなに丁寧に訳さなくても良いのに、と思います。読みにくいです。

  • さらに混沌。
    そしてまさかまさかの中巻でした。

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