ルーズベルト暗殺計画 上巻 (新潮文庫 ロ 14-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102219287

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  • ボストンの辺鄙な海岸から一人の女性が上陸した。たまたま海岸線の哨戒に当たっていた民間人が彼女に誰何し、そして殺される所からこの物語は始まる。徐々に明らかになる彼女のプロの暗殺者としての素性はいやが上にも物語に緊張感を与える。時は1945年初頭大戦も大詰めの局面を迎え、戦後の統治政策がヤルタで協議されたころの話である。暗殺者のターゲットは誰か?この謎は比較的早い段階で明らかになる。フランクリン・ルーズベルト大統領そのヒトである。暗殺者は、厳重なセキュリティをどのようにかい潜るのか、そして、この暗殺計画に気付き阻止する為にあらん限りの知恵を絞るスコットランドの教授との追いつ離れつのプロットが前に進む度に緊張感が高まってくる。なかなかである。

  • 「鼠たちの戦争」が最高だったロビンズ。
    翻訳が多数出ているので他も読んでみようと思い購入。
    それなりに面白いのだが、物語構造が「鼠〜」と同じかな、
    という印象。期待ほどではなかった。

    2008年10月購入、読了。中古で400円。

  • 暗殺者の研究者と暗殺者とのかけひき。

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