- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102472552
作品紹介・あらすじ
サイバー空間で強大な力を誇る〈センター〉とは何なのか。組織なのか。人なのか。〈ザ・キャンパス〉は、香港の14Kという犯罪組織を疑うが、恐喝、麻薬、売春などが彼らの資金源でハイテク技術を有しているとは思えない。そんな中、中国は一方的に南シナ海を封鎖。インドの航空母艦が海域に侵入したとたん、対艦ミサイル四発を発射した――。ジャック・ライアン大統領の決断とは……。
感想・レビュー・書評
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とうとう始まった鍔迫り合い。さて、おの後はどうなるか?
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現実的なシナリオを小説化するのが作者の真骨頂。小説の内容がのちに現実に起きたケースもあったとか
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一気読みした。
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いよいよ最終巻へ!最後はどうなるのだろうと気になる登場人物がたくさんいる
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本巻では、ザ・キャンパスが香港のCIAスパイ、ヤオに協力して中国のサイバーテロ集団が九龍地区に位置する本拠地でマルウェア作戦に辣腕を振るうエースプログラマーの査を拉致するところから話が展開する。その計画の最中、予期せぬ米国JSOCやFBIとサイバーテロ集団の用心棒の銃撃戦に発展、またしても大混乱の中でなんとか査の身柄を拘束することに成功する。一方、中国共産党は蘇提督の軍政の掌握が完成し、構想の一段階目である南シナ海の領海を宣言する。この一方的な
宣言に反発する周辺国を圧倒的な軍事力で抑えていく中国。現実のスプラトリー諸島で起こっている緊張とシンクロして空恐ろしい。この最中に南シナ海に進出したインド海軍の空母が中国の対艦ミサイルにより大破。アメリカによる台湾海峡の哨戒も追い出されしまう。
クランシーの小説は、悪魔の予言書のように近未来のアジアの緊張を描きだしており、彼の死後現実が形を持ちながら追随している様は不気味というしかない。 -
個人的にはあの国の兵器が
額面通りの性能を発揮する
って思えないんですがねぇ。。。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
DF-21ってそんなにビビるほどの
ものには見えないんですけどねぇ
( ̄‥ ̄)=3 フン
という事よりも、そんなに
米国に准軍事組織・部隊が
浸透し活動できるんですかねぇ
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ -
情報漏れや無人機のハックなどが中国によるものだと言う事が判り始め、新たな展開へ
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F/A18の空中戦シーンは戦争3部作が思い出されます。最近の作品は迫力ある大規模な軍事作戦の描写が少なかったので、ちょっと興奮気味に読めました。
現場工作が決して好きではなかった父ジャックよりも、ジュニアはアグレッシブだね。現職大統領の息子としてはやり過ぎと感じなくもないけど...。でもジュニアと恋人との関係がどうなるのかも戦争の行方と共に楽しみではある。