ブラック・ジャック・キッド

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 183
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103059714

感想・レビュー・書評

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  • 2007/12/12
    L-T
    2007/12/23

  •  「BJになりたい!」BJに心酔していた少年の日々が、色鮮やかに生き生きと綴られる。作者とほぼ同世代なので、舞台となるのは80年代初頭か?私にとってもノスタルジーをかき立てられる物語だった。 BJに憧れるあまり、とんでもない事態を引き起こしたり、あまり裕福ではなかった家庭事情、いじめなど結構悲惨なエピソードも語られるのだけども、始終明るいテイストなのがいい。だけど、「大人になった主人公の回想」なら回想でいいので、視点を統一して欲しかった。思わせぶりに語りながら、伏線が伏線になっていない箇所も。ううううううっ!×××って一体、何者だったのっ!? 無理やり「ファンタジー」にしなくても、フツーの少年の成長物語で良かったんじゃないかと思う。次回作に期待!

  • 期待したのに。。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。立教大卒業。2007年「みなさん、さようなら」でパピルス新人賞、「ブラック・ジャック・キッド」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、「すべての若き野郎ども」でドラマ原作大賞特別賞の新人賞三冠を達成。他著に『空とセイとぼくと』『オープン・サセミ』『ハロワ!』『中学んとき』『青少年のための小説入門』などがある。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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