窓の魚

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 185
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103070412

感想・レビュー・書評

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  • 閉じた世界で不安定さを伴う生と性をテーマにした文学?西さんの作品は好きだけど、好みではなかったです。

  • ちょっとづつ夏らしくなってきたなw

    ってな事で西加奈子の「窓の魚」

    最近、西加奈子率高いですw

    鯉の見える温泉旅館へ行ったナツ、トウヤマ、ハルナ、アキオの四人のそれぞれの心情を描く。

    ナツとアキオ、トウヤマとハルナのカップルでのそれぞれの愛し方、付き合い方、過去…。 ⁡
    ⁡⁡
    ⁡今回は切ない感じでの終わりじゃったかなw

    何か共感出来る様な出来ない様な

    2015年25冊目

  •  気持ちが前に向かない日。

    それでも外に出なくてはいけない。

    空が澄んでいる事が余計に不快に感じる。

     雨でも降っていてくれたらどれだけ救われたか。

     濡れた靴下を履いて一日中過ごしてる感じで不愉快さが残ります。

  • 引き込まれる内容であったことは間違いない。だが、今回はサスペンス系の内容のような雰囲気があり、そういうものとして読み進めていたが、結末がアバウトで、結局何が言いたいのかわからなかったし、モヤモヤして終わった。

  • 温泉と四人の男女。鯉のいる温泉て良さそう。薄気味悪くていいけどもう一歩ものたりないな。

  • 西加奈子さんぽくなくて去年読むのをやめたのだがもう一度チャレンジしたらすごく吸い込まれるように読めた。
    なぜ?がいっぱいなお話でした。

  • 軽いカップルの話かと思いきや、裏表ある闇な人間模様。最後良くわからなかった…。

  • きっと誰しも弱さを抱えて生きている。そしてその弱さを誰かの弱さを傍観することによって癒すような弱い存在なんだって…思う。

  • 四人で一緒に旅行に来たのに、純粋に仲が良い訳ではないところと、川のそばで薄暗い雰囲気が印象的だった。間に挟まれる事件の話にどうなるのだろうと気になりながら読み進めたけれど、着地点はよくわからなかった。文章はすらすらと読めて引き込まれた。

  • 137:怖い。こんな人間関係は嫌ですが、たぶんどこにでもある上滑り。ハルナは典型的な「女子に嫌われる女子」だと思うけど、なぜかいちばん共感できました。最近、家族ものに弱いな……。

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著者プロフィール

1977年イラン・テヘラン生まれ。2004年『あおい』で、デビュー。07年『通天閣』で「織田作之助賞」、13年『ふくわらい』で「河合隼雄賞」を、15年『サラバ!』で「直木賞」を受賞した。その他著書に、『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』などがある。23年に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題となった。

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