火宅の人

著者 : 檀一雄

• 新潮社 (1975年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[toshoさんの感想 · 2007年10月13日]

当方女性のためか、壇一雄が嫌いになりました。


借りた所：川崎市図書館
借りた日：2007/08/16-2007/09/04
　　　　　2007/09/04-2007/09/24
　　　　　2007/09/24-2007/10/13
読んだ日：2007/08/16-2007/10/13

[semiさんの感想 · 2006年1月4日]

古典的な作家のイメージの原点。
文章としてはさしてうまいとは思えないけど、自分の弱さ、いい加減さをありのままに書いているのが潔い。ただこんな父親は嫌だ。

著者プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ　その愛』『リツコ　その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」