- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103222323
作品紹介・あらすじ
一記者時代の出会いから、養女として看取ったその日まで、"書くこと"を通して教えられたたくさんのこと。高峰氏自身の執筆記事も多数収録する渾身作前編。
感想・レビュー・書評
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読むほどの憧れが強くなる、高峰秀子という人。
凛としていて、さっぱりしていて、情愛深く、
含羞を伝法な言葉で隠して。
ものの見方、仕事への向き合い方、
そして年を重ねての人としての生き方。
たくさん学ぶべきものがあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東久留米Lib
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高峰さんの養女となった著者は、本当にもう純粋に高峰さんにノックアウトされた人だったんだなと思う。いろいろ取り沙汰され、下世話な好奇心(で済めばマシ)にさらされたであろう。そんなことは、でも、高峰さんの魅力に比べたら微々たるものとして済ませるしかなかったのだろう。
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やっぱりかっこいい。高峰秀子。
すっとしてて清廉で愛夫家で、背筋が伸びている。
媚びずに感謝し地に足つけようとする。女優なのに!
女の部分は女優で表現して、あとは秀子として過ごしていたんでしょうね。ただの秀子。女とか男勝りとか、そういうんではなく。
その人らしさ、とわがままは似て非なる物なのね。 -
斉藤明美さんの「高峰秀子さん」もの
は 読めば読むほど おもしろいなぁ
何回も同じフレーズがでてくるのだけれど
これが なぜか 飽きない
どころか そうか そういう意味だったのか
と 「腑に落ちたり」するのが また 楽しい
人が人に惚れる
それが こんな本 になるのです