高峰秀子の言葉 (文春文庫 た 37-30)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167920180

作品紹介・あらすじ

女優・高峰秀子が放った、嘘偽りのない、魂を揺さぶる30の言葉。

「忙しい時ほど余裕を持たなきゃいけないよ」
「超然としてなさい」
「何でも、まず、やってみせることです」
「食べるときは一所懸命食べるといいよ」
「人はその時の身丈に合った生活をするのが一番です」
「学校へゆかなくても人生の勉強は出来る」
「いい思い出だけあればいいの。
思い出はしまう場所も要らないし、盗られる心配もない」…

養女として、晩年の高峰の一番近くにいた著者は、高峰のことを「極めて言語能力が高い人だった」と語る。言葉に嘘がなく、飾りや婉曲、蛇足が全くない。そして思わず笑ってしまう、ウィットに溢れている。

決して忘れ得ない、名女優が遺した言葉を、その折々のエピソードと共に綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 日頃使う言葉が人間を作っていく。後書きにあった。それを思ってこの本を見つめると、納得し日頃の自分の言葉はどうだろう、と考える。

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著者プロフィール

斎藤 明美(さいとう・あけみ):作家。1956年高知県生れ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞を受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる。

「2024年 『高峰秀子 夫婦の流儀 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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