- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103248187
作品紹介・あらすじ
年齢をとることは止められない。躰の衰えは自然の摂理。でも、だからこそ、できることがある。それが「老活術」だ。邪念で若返ろう。自伝を書く秘訣。新しい名刺の使い方。老いても女性とつきあおう。定年後、老後こそ、外へ出よう。
感想・レビュー・書評
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著者、渡辺淳一さん(1933~2014)の作品、ブクログ登録は4冊目になります。
本作は、2009年から2012年にかけて、「週刊新潮」に書かれたコラムを単行本にしたものです。
このコラムを書かれた時の著者の年齢は、70代後半になります。
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
年齢をとることは止められない。躰の衰えは自然の摂理。でも、だからこそ、できることがある。それが「老活術」だ。邪念で若返ろう。自伝を書く秘訣。新しい名刺の使い方。老いても女性とつきあおう。定年後、老後こそ、外へ出よう。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気楽に読める渡辺淳一のエッセイ。「孤舟」で取材したと思われることが、主に書かれている。サラサラと書いても人には読ませる文章になるのはさすが。作者はやはり日本を代表する大作家の一人だった。
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そんなに老いているわけでもなく、レッスンなど必要ないと思っている年齢なのだが、仕事で、読む必要があり年明け早々老後について考える。いくつになっても元気な著者だから書けるのではとも思うが、作家であると同時に医者であり、目のつけどころはいい。ガールフレンドをつくれと言っているところもこの著者らしいかな。
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音訳として読んだ本。
あまり共感はできないが、「薬は毒」というところだけ納得。 -
老人になるのにも練習が必要なのか?
まあ、いずれはそんな状況を迎えるはずだからと読み始めました。
サラリーマンの定年後の生活ってこんな感じなんだ。って衝撃を与えられます。時間を持て余し、家では邪魔者。遊ぶお金もない。プライドが邪魔して「暇だっ〜」っすら言えない。
じゃあ、どうすればいいんだ? って事の解答はさすがの渡辺淳一さん。ズバリ「恋しなさい」
素晴らしいお言葉!
定年後を待たなくても、今から恋しちゃおうっと。