俺の後ろに立つな: さいとう・たかを劇画一代

  • 新潮社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103257318

作品紹介・あらすじ

『ゴルコ13』連載40年超、休載なし。誰が巨匠の背後を襲えるか。波乱の少年時代。発想の秘密。経営戦略。教育論。血液型論。すべてを語りつくした決定版自伝・劇画論。

感想・レビュー・書評

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  • さいとうたかをの『俺の後ろに立つな 劇画一代』

    さいとう・たかをの自伝書。

    デューク・東郷の名前は学校の恐い先生から取った名前だそうですw

    2014年読破

  • まあまあ

  •  購入時、第3章まで読んで挫折する。第1章「原風景」、第2章「劇画」を全編たっぷり読みたかった。
     訃報に接して、最初から読み返す。
     第3章以降は映画・テレビ論、幸福論、教育論等々々、さいとう・たかを持論を語る、になってしまう。
     私が好きな『デビルキング』に、著者も思い入れがあったことを知れたのは嬉しい。

  • 「ゴルゴ13」の作者というより劇画作家の第一人者の自伝。
    分業制による漫画制作など先見の明に富んでいるのも少年時代の金儲けの上手さがあればこそ。地頭が良い人だと思う。「ホテル探偵DOLL」とかキャラクター造形などの話も面白い。個人的には「傀儡」の日暮半九郎が大好きなのでその辺りの解説も欲しかった。
    次の一文を読むとさいとう先生が死んだ後は「ゴルゴ13」は続けないほうが良いと思う。
    『ゴルゴ13でもガマンという男の美学を描いている。彼は一見、何事にも動じない強靭な男に見えるが、実は自分の中に内在する弱さをガマンで克服しようとしている。』

  • 最高に面白かった。藤子不二雄Aと仲が良いのが意外だった。

  • まんが

  • 積まんねえ。
    いろんな漫画家さんのいろんな本を読んだが、一番積まんねえ。多分本当に自分で書いたんだろう。
    戯言、と言う言葉が一番ぴったりか。
    ぼくはこの人の漫画自体はさほど好きではないが、一ジャンルを築き上げて来てなおかつ第一戦で戦い続けている尊敬すべき一人だと、本気で思っています。
    もうちょっと編集者、何とかならんかったんか。

  • 案外普通のおっさん

  • 劇画界の重鎮、「さいとうたかを」が世相を斬る。

    サブタイトル・俺の後ろに立つな、と言えばデューク東郷。世界のあらゆる国家、諜報機関と取引する冷静かつ冷徹で無敵のヒットマン。

    「ゴルゴ13」で描かれる国際情勢は、なんと全て脚本家に任せているとは。てっきり何か裏の得体の知れない世界と通じていると思っていた。

    生い立ちから劇画への想い、映画論、教育論の章は良かったが、血液型別性格論あたりから雲行きは怪しくなり、人間の起源は宇宙人としか思えない、というトンデモ論が飛び出した。。。

  • そうです。あのゴルゴ13の人です。しかし、やはりというか、作品が群を抜いている人は、ご本人の見識も高い方でした。まあ、いろんな方がいます。が、私が考える、わかっていらっしゃる方の人生は、やはり、色々ありますなあ・笑。私の母親がさいとう先生のお母様でなくって、よかったなと思いました・笑。

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