地下水路の夜

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 78
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103343295

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい文章だなという印象。
    短編集だからということもあってか、すいすい読める。

    不思議なような、それでいて現実にありそうな、引き込まれる話がたくさん。

    奇妙な味、好きな人には有名なのかな。
    阿刀田さんは。

    いろんな人の人生の不思議な一瞬を追体験できるような感じ。

    本の内容とは直接的に関係ないけど、気づかされたこともあり。
    自分の人生に落とし込める話っていうのは貴重だなと思った。

  • 掌編が12.どの話も気が利いていて楽しめるが,「男と女の学校」では朔子が押しかけてくる話を発端にして,正枝,明美,和恵,直枝と出てくる.ほんのりとそれぞれの女の様子を描写していることろが良い.

著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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