さすらい

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103381310

作品紹介・あらすじ

人気作家は、祖国を追われた。流浪の果てに着いた北欧の町。だが、その暮しを脅かす事件が…。自由な言論を封じられた日本。名手が迫りくる恐怖を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。一気読みしました。

  • 【あらすじ】
    反政府的な立場を貫いたために、国を追われた人気作家・三宅。父親が去ってから、公安警察に四六時中見張られている娘の志穂の耳に、三宅の訃報が届く。遺骨を引き取ろうと、北欧の町へ向かう。飛行機の出発を待っていると、政府の要人である中田が乗り込んできた。志穂の見張りと、三宅の死が確実なものか、確かめるためらしいのだが…。最果ての地で、志穂と中田を待ち受けていた衝撃の真実とは…。サスペンス・ロマン。

    【感想】

  • 反政府的な作品のために迫害されて、日本から姿を消した人気作家・三宅。
    彼が遠い北の異国で客死したという知らせを受けた愛娘の志穂は、遺骨を受け取るため旅立つ。
    一方、三宅を恐れる政府の要人・中田はその死を疑い、刺客と共に北へ向かう。
    最果ての地で志穂と中田を待ち受ける思いがけぬ真実。
    愛と憎しみのもつれが招く新たな悲劇。
    近未来を舞台に描く、異色のサスペンス・ロマン。
    (アマゾンより引用)

    なかなか面白かったけど、最後ちゃんと日本に帰れるような結末が良かったな(`ε´)
    政府に何のお咎めも無しじゃ癪に障るヾ(`Д´)ノ

  • もっと後味の悪い話かと思ったら、そうでもなかった。
    実際にありそうな話でちょっと怖い。
    何年か後の日本って、こうなってるのかも。

    反政府的な作品のために迫害されて、日本から姿を消した人気作家・三宅。彼が遠い北の異国で客死したという知らせを受けた愛娘の志穂は、遺骨を受け取るため旅立つ。一方、三宅を恐れる政府の要人・中田はその死を疑い、刺客と共に北へ向かう。最果ての地で志穂と中田を待ち受ける思いがけぬ真実。愛と憎しみのもつれが招く新たな悲劇。近未来を舞台に描く、異色のサスペンス・ロマン。

  • 面白くて一日で読んでしまいました。きっと、これから親子三人これから仲良く平和に暮らしていける気がするしそうなって欲しい。

  • 小説なのに実際に有りうることにようで怖い気がした。
    のどかなまちで親子でゆっくりとくらせればいいなあと思った。

  • これもよく分からなかった。
    僕の頭が悪いのかどうかは分からんけど・・・。

    それで、結局どうなったの?って感じでした。あまり面白くなかった。汗

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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