新島襄とその妻

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103487012

感想・レビュー・書評

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  • この本が出版されたのは1983年。今から何と30年前ですが、もし今年書かれたなら、こういうタイトルにはなっていなかったでしょう。 戊辰戦争終結後、山本八重が京都で新島襄と出会い、結ばれ、同志社英学校創設を経て、襄の最期を看取るまでが描かれた小説です。八重に関する資料は少ないということですが、歴史に興味を持つきっかけになればと思います。個性的な襄や八重、また襄の盟友であった八重の兄・山本覚馬らが送った苦難と激動の生涯、その人となりを想像しながら読んでみてください。周囲の人々を驚かせた八重の女傑エピソードも、もちろん登場しますよ。

    事務局 T.S

    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=709799

  • 同志社大学 創設者
    新島襄と その妻 八重の物語。
    明治初期にキリスト教系大学を
    創設する困難と苦悩
    親しみのある大学だけに
    とても興味深く読みました。
    来年の大河ドラマが楽しみ!

  • 700

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著者プロフィール

京都生まれの京都育ち。しかし今はなぜか埼玉に在住。同志社大学法学部卒業。小説「電車ごっこ停戦」で第14回太宰治賞を受賞する。主な著書:小説『電車ごっこ停戦』『織匠(上・下)』『湖の子たちの夏』『新島襄とその妻』『疾走する家族』、エッセイ集『ここだけの話だけど』『企業のトップはこれを読む』、ルポ『ボランティアを生きる』『夢があるからがんばれる』など多数。現在、小説(知的障害児と家族をテーマにしたもの、歴史に素材をもとめた伝記物、スポーツを背景にした青春物)、エッセイ、ドキュメンタリー、児童文学(創作)などを中心に、執筆活動をつづけている。

「2011年 『武州かわごえ 繋舟騒動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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