いい親よりも大切なこと ~子どものために“しなくていいこと"こんなにあった! ~

  • 新潮社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103506218

感想・レビュー・書評

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  • ●達成感を壊さない
    →片付けをしなくていいスペースを作る
    →写真に納めてからお片付け
    ●見本は作らない
    →自由な発想を制限しない

  • 以前に読んだ『最高の子育てベスト55』とそれほど大きくは変わらない内容だと感じる。親がしなければいけないと思っていることは、じつは大半しなくていいことで、それよりも大切なツボを押さえて子供と向き合うこと…という内容だが、親の側がどれだけ寛容で余裕のある生活をできているかどうかで、そもそもこのアドバイス自体が有効になるかどうかが決まってくると思われた。親子の置かれた社会環境次第ではあるが、父母のどちらかが常に子供に向き合えるならば、有用な助言ではないか。

  • 自分の考えと似ている部分が多くて安心したけれど、子育ての考え方って無限だと思うから他にも子育て本を読んで知識を広げたいと思った。遊びやおもちゃ、環境設定のヒントを参考にして、自分も楽しみながらいろいろな体験をさせたいと思う。

  • 夫が気まぐれに買った本

  • まだ読んでる最中だが、子どもはいないけど、子どもをたくさんみてきた保育士が書いているというのは斬新。

  • 「〜べき」に囚われているのかも。
    もっと自分の好きなことに子どもを巻き込んでいいのかな。
    何が子どものためなのか。
    自分で考えられる子になってほしいはずなのに先回りし過ぎてしまう。
    これを読んでホッとすると同時にまだ間に合うのかな、と不安にもなる。
    これまで言ってしまった事は取り戻せるんだろうか。
    もっと早く知っていたらおやこ保育園も行ってみたかった。

  • 子育てをしていると、いい親でありたいと誰しもが思うことでしょう。その為にこうしなければいけない、あれはしてはいけないなどがんじがらめになり過ぎてませんか?そしてそれらに縛られて、楽しいはずの子育てが辛いものになっていませんか?大丈夫、肩の力を抜いていいんです。

    「しなくていい」ことこんなにあったというフレーズに惹かれまくって読みたくなった本です。
    元々ああしなきゃこうしなきゃを私自身はあまり考えずに子育てをしていたつもりですが、それでもやっぱり子供が成長してくると「しなければならない」に縛られてたんだな〜と感じることができました。
    ゆるい子育てをしているので、割と共感できるというか、今までのやり方や考え方でまあいいんだなって思える部分も沢山ありました。
    例えばうちは夫と私の子育てに関する考え方のすり合わせをあまりしていなくて、子供にとっては一貫してなくて混乱するかもなと思いながら放置してたんですが、まあそれもまたいいのかという気持ちになりました。
    しつけに関して気を付けないといけないな、と思った部分もありとてもためになりました。

    ただこの本自体新しいし、著者は同年代でもあるので鵜呑みにし過ぎてもいけないなとも思いました。なんというか、この育て方で実を結べたと感じることができるのはもっともっと先じゃないかなという疑問が生まれてしまいまして。まだ一部分でのみもって成功と言ってしまうのはやや危険じゃないですか?と思ってしまいました。
    それがまた子育てや子育てに関する書籍の難しいところなんでしょうが。
    こういう考え方もありますよ程度で留めておかないといけないなとは思いました。

  • 合同会社こどもみらい探求社のふたりの本。しなくていい、を軸に展開している。いい親とはなにか、に縛られているお母さんたちは、肩の力がふっと抜けると思う。
    子育ての本ではあるけれど、読んでいて大人でもハッとさせられることがあった。

    どうしても自分は、発想が凝り固まっている。
    色鉛筆で色塗りをする時は、当たり前の色に塗らないとどうも気持ち悪い。カエルは緑だし、雨は青色。それを、ピンク色に塗っている人がいると、ええ!と驚く。別にピンクのカエルがいたっていいじゃない。

    決められたことと違うことをすると、どうにも融通が利かず適応するのに時間がかかるのは、凝り固まった硬い頭のなせる技。ある程度の形を形成していても、あっそんなのもあるんだ、と思ったらトンカチでガツンとぶち壊して、1からまた作り直せる、そんなぐにゃぐにゃ柔らかい頭を持っていたい。

著者プロフィール

●小竹めぐみ……1982年生まれ。合同会社こどもみらい探求社共同代表。NPO法人オトナノセナカ創設者。保育士をする傍ら、家族の多様性を学ぶため、世界の家々を巡る一人旅を重ねる。砂漠の民とアマゾン川の原住民の暮らしに大きなヒントを得て、2006年より“違いこそがギフト”と発信する活動を開始する。幼稚園、こども園、保育園に勤務後、自分らしい保育士の形を見つけようと決意し独立。人のもつ凸凹を大切にしながら、日々の変化を楽しみに暮らしている。

「2017年 『70センチの目線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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