わたし、定時で帰ります。: ライジング

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 908
感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103516439

作品紹介・あらすじ

絶対に残業しない東山結衣vs.どうしても残業したい部下!? 真の敵は――。定時帰りをモットーとする結衣の前に現れた、何故か残業したがる若手社員。その理由を知った結衣は、給料アップを目指し、人事評価制度の改革を提案することに。しかし、様々な思惑に翻弄され、社内政治に巻き込まれてしまう。長期出張中の晃太郎との将来にも不安が募り……。新時代の働き方を問う、大人気シリーズ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 仕事、もう少し頑張ろうっておもってしまった。

    主人公のように、正社員で管理職でもないねど
    最近、大きな仕事任されてたけど
    それを評価してくれるなら頑張れる!

    生活残業、ほんと許せない!
    ダラダラ仕事して残業して給料多いとかムカつく!
    それは、昨日組合にハッキリと文句言っておいた。
    って、感想じゃないもの書いてしまった。

    ドラマも楽しかったから、本を読む時もどうしても俳優さん達を想像しながら読んでしまう。
    いよいよ、種田さんと結婚でよかった。
    最後、婚約届けを出してないから4巻が出た頃にまだ結婚してないって展開もありそうだけど。

    よーし、今日も残業せずに帰る!
    そして、ルンバ買おうかなぁ。

  • 北上次郎のこれが面白極上本だ!
    「わたし、定時で帰ります。ライジング」朱野帰子著|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/289737

    マキヒロチウェブ: 漫画家マキヒロチの公式サイト
    http://makihirochi.com/

    朱野帰子 『わたし、定時で帰ります。―ライジング―』 | 新潮社
    https://www.shinchosha.co.jp/book/351643/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      yuukichimaruさん
      ドラマ化されて、第三弾が出るって良いパターンだ!
      猫も週2日テレワークで、定時なんて夢物語だから、書店を覗く頻...
      yuukichimaruさん
      ドラマ化されて、第三弾が出るって良いパターンだ!
      猫も週2日テレワークで、定時なんて夢物語だから、書店を覗く頻度が減ってストレスが、、、
      yuukichimaruさん、早く穏やかに過ごせるようになるコトを希いましょ。。。
      2021/06/02
    • yuukichimaruさん
      本当に。1日も早く心穏やかに過ごせる日が来ますように。テレワークお疲れ様です。
      本当に。1日も早く心穏やかに過ごせる日が来ますように。テレワークお疲れ様です。
      2021/06/03
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      yuukichimaruさん
      にゃ~
      yuukichimaruさん
      にゃ~
      2021/06/03
  • 主婦歴の長い私がどうしてお仕事本3シリーズまで読み続け、結衣の奮闘を応援しているのか。たぶん、健康上と子育ての理由で仕事を諦めたのを、未整理のまま根性なしのレッテルを自分に貼りつけているというより、続けられなかった職場に妄想を抱いているのかもしれない。脳内で、結衣は吉高由里子さん、晃太郎は向井理さんに出演してもらい読んだ。
    続きもきっとありそうな結末!

    • 辛4さん
      そうそう、みんな踊れて当たり前、踊れてなんぼ、みたいな感じ。
      こちらまで明るくなりますよね。
      北と南で違うんですね インドも広いですから...
      そうそう、みんな踊れて当たり前、踊れてなんぼ、みたいな感じ。
      こちらまで明るくなりますよね。
      北と南で違うんですね インドも広いですから。行ってみたいな、とは思うのですが、ちょっと勇気がない(騙される自信、お腹を下す自信はある)です。
      ですので、いけない分はインドのエッセイとか(少しだけ)映画はみます!
      おすすめ映画あったら教えてくださいね~
      よい一日を~
      2023/08/19
    • しずくさん
      森に住んでるって羨ましい限りです。
      それだったら山へ向かわずに、下界へ降りるという感覚でしょうか?
      私たち夫婦は山から下りる時には「そろ...
      森に住んでるって羨ましい限りです。
      それだったら山へ向かわずに、下界へ降りるという感覚でしょうか?
      私たち夫婦は山から下りる時には「そろそろ下界へ戻りましょう」が合言葉ですもの。
      涼しい風が吹いている北国辛4さんのお家を想いながら~
      2023/08/20
    • 辛4さん
      しずくさん、おはようございます。
      森は近いのですが、山の近くかといえばそれも違います。
      直木賞を受賞された千早茜さんと同郷なのです(アフ...
      しずくさん、おはようございます。
      森は近いのですが、山の近くかといえばそれも違います。
      直木賞を受賞された千早茜さんと同郷なのです(アフリカではないですよ)。著作に森の本がちらほら見受けられますが、それは森に棲んでいたからなんだと(わたしなりに)思っています。ちがっていたらごめんなさい~
      ご夫婦で山歩きなんて、ほほえましい、うらやましい。。。
      それではよい一日をお過ごしください。
      2023/08/22
  • 2作で終わるかと思っていたが、まさかの3作目。
    ドラマ同様、種田とよりを戻したところから、今作は始まる。
    刊行自体は少し間が空いているが、作品は前作からの続き。
    よりを戻した種田は、結衣と一緒に住むためにマンションを購入。そのまま、結衣の誕生日に入籍…
    と、とんとん拍子かと思いきや、いきなり仙台へ出張。2週間以上、新居にも帰れない日々が続いており、入籍も延び延びに。
    そんな結衣も、入社以来定時で帰るワークモデルとして、取材を受ける一方で、社内に蔓延る「生活残業族」との闘いを強いられていた。
    今作で取り上げているのは、生活のために残業しなければいけないほどの会社の不当評価の問題。
    結衣は入社以来、定時を貫き、33歳で管理職になっても、年収は役職手当を入れても480万円。新入社員で入った結衣は、その評価が決して悪いものだと疑っていなかったところが凄い。
    しかし、30代前後の家族を抱える男性には、残業代の有無は死活問題。その為にわざと仕事を遅らせて、残業する人が増えていく。
    残業代を減らす為に残業ゼロを目指す会社と、生活の為に残業をしたい社員の間で板挟みになる結衣。
    仙台に行ったまま、戻らない種田の代わりにマネージャーの仕事もこなしながら、何とか会社との交渉に臨むが失敗続き。
    そして、最後に結衣がたどり着いた方法が、今ではめっきりニュースでも聞かなくなった「ストライキ」それもデジタルを使ったもので、ラストのこのシーンは頭の固い創業族に対する一矢を報いた形で、読んでいてスカッとした。
    全社員の賃上げ交渉は成功したものの、仕掛け人である結衣は異動することに。
    ここで報復人事をぶち込んでくるところも、この作品ならではなのかも。そんなに何もかもうまくいかない。
    いつもそんな気分にさせられる。
    でも、今時、ベース給に見込み残業代50時間含むとか言う求人がざらにあって、50時間までは働けよ、と言われているようで、まだやった分だけきちんと残業代が出るネットヒーローは健全な会社だと思うのは、私だけだろうか?

  • 大好きなシリーズ。
    読むと自分のダメダメな仕事ぶりを振り返るいいきっかけになる。もっと効率的に働けたらなぁとか、考えの違う同僚にも向き合っていける結衣はすごいなと毎回思う。
    残業することは頑張っているではなく、日中の業務管理ができてないということを肝に銘じて明日からまた気を引きしめたい。
    シリーズはまだまだ続くかな?今後も楽しみ。

  • 第三弾にして1番面白かったですね。
    残業は人により考え方が違うんですね。
    考えさせられました。

  • ドラマ大好きだったなぁ。おかげで向井理でずっと脳内変換されて多幸感溢れながら読み終わった。

  • 給与をもらいたいがためにわざと残業する若手社員。気持ちは分かる…が、持続可能な策ではない。不当な残業をやめさせるために奮闘する結衣。前作まで結衣と敵対していたり、厄介な相手として登場していた人たちが、結衣に協力してくれたり、愚痴を聞いてくれたりしているのに、胸が熱くなった。
    今回登場した人たちも、根は悪い人ではなさそうだから、みんなで協力して良い会社にしていってほしいな、と思う。
    そして、私自身もアップデートしなくては、とやる気をもらえた。

  • 今回の相手は会社の上層部を含むベテラン社員たち。これまで通り実力だけでは切り抜けられないピンチをあの手この手で突破していく。新たなステージでの続編にも期待したい。

  • ハイパーに続く第3弾。
    このシリーズを読むと、働く意欲が湧く気がする(^^)闘う結衣がカッコいい。
    今回は給料がテーマ。定時で帰るっていいことだと思っていたけど、一方で生活残業をあてにする人にとっては死活問題だなぁと。何を拠り所にするべきか。キャリアに関係なく、結衣や晃太郎のような組織に貢献した人が正当に評価されるようになってほしい。

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著者プロフィール

東京都中野区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』(「ゴボウ潔子の猫魂」を改題)でメディアファクトリーが主催する第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、作家デビュー。13年、『駅物語』が大ヒットに。15年、『海に降る』が連続ドラマ化された。現代の働く女性、子育て中の女性たちの支持をうける。主な作品に『賢者の石、売ります』『超聴覚者 七川小春 真実への潜入』『真壁家の相続』『わたし、定時で帰ります。』など。

「2022年 『くらやみガールズトーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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