この素晴らしき世界

著者 :
  • 新潮社
3.67
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本棚登録 : 392
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103531616

作品紹介・あらすじ

芸能界屈指のゴシップ好きがイジり倒す、アクの強い芸人たちの知られざる伝説! 自分に自信がない西川きよし師匠から、悪口をエネルギーに突き進む山里亮太、スケールのデカいバカぶりを発揮するピース綾部、恐ろしいほどの執念で紫綬褒章まで行き着いた宮川大助・花子まで……。毒舌を吐き続けても絶対に嫌われない男による「吉本バイブル」、ここに誕生! キンコン西野による“東野幸治論”も特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • 芸人の紹介。
    西川きよしからガンバレルーヤよしこまで、ベテランから中堅まで紹介。

    東野さんが、紹介している人のこと好きなんだろうなと分かる愛のある説明が楽しい。
    また、同じ芸人同士だからこその目線があり、普通の人だったらNGの行為も芸人だからこそ面白くなるという観点での切り口が満載。

    リットン調査団の還暦迎えてもバイトしながらお笑いを続けるというところがかっこよかった。

  • 東野幸治さんが書く吉本芸人の説明書的なやつ!
    東野さん目線で見た、愛すべき吉本芸人さんの生き様を描いていてめちゃくちゃ面白い!アメトークの東野三部作「どうした!?品川」、「帰ろか…千鳥」「スゴいんだぞ!西野さん」並みの東野さんが腕ぶん回しながら吉本芸人をいじり倒す姿を本でも楽しめる最高な本!

    でてくる芸人さんが絶妙な人ばかりでニマニマが止まらないしちょっとした吉本ゴシップも知れるし面白いな〜!なんやかんやでさすがお笑い帝国吉本興業の層の厚さを実感してまうわ!!

  • 一時期芸人さんのラジオを文字起こししているWebサイトをよく読んでいたので、
    色々な芸人さんのエピソードトークが読めて良かったです。
    これを書いたのが東野さんというのがまた面白いなと思いました。

    本文も面白かったのですが、取り上げられた芸人さん本人のコメントも、文体にそれぞれの人柄がにじみ出ていて面白かったです。この人意外と真面目な文章書くんだなぁとか、一行だけでその人らしいなとか。

  • 芸人の噂話やエピソードを東野さんの愛が溢れる視点で描いたエッセイ。
    知っている話も多いけど、語り手が違うと一味違って面白い。
    悪意がないみたいで悪意しかない悪い本です。
    好きなエピソードは大木こだまさん、トミーズ健さん、大助花子さんかなぁと。
    いじりつつも愛を感じます。

  • 芸人をおいしくイジり倒すことに定評のある東野幸治が、若手からベテランまで様々な立場の吉本芸人をイジり倒した一冊。アメトーーク!で品川や西野を取り上げたあの人気企画のノリだと言えばわかる人にはわかるだろう。大御所や有名どころから売れずに年齢を重ねたマイナー芸人まで総勢31組の裏話が満載。取り上げている芸人の幅広さと目の付け所も面白い。どんなに毒を吐いてもなぜか許されてしまう東野ならではの切り口で、バッサバッサと斬りまくる内容は痛快そのもの。その芸人に対する愛と信頼関係が無ければここまで書けないと思う。

  • 他人の不幸は自分の悦び。

    ってな事で、東野幸治の『この素晴らしき世界』

    人間の皮を被った悪魔こと東野幸治さんが、吉本芸人の奇人変人名人凡人達の奇行、不幸、苦悩と人が苦しむ様をスイーツとして貪りながらほくそ笑む最高の悪行本

    表紙のあのしてやったり顔と言うか悪魔の微笑み…

    こんな顔して読んでしまうわな

    じゃけど、書かれてる芸人さんみんな好きになっちゃう(笑)

    何だかんだその芸人さん達の奇行や酷評を書いてこき下ろしてるのに、そこには愛が溢れとる

    人の不幸を笑う悪魔なのか、人の不幸を笑いに変えて皆を喜ばす天使なのか

    逆に東野さんにイジって貰って更に花開く芸人さん達もいる訳で、世に埋もれた面白い生贄を常に探している様にも思うなぁ

    特にオモロかったのはキングコングの西野くんとのやり取りが良かった

    「溺れている人間に手を差し伸べて、すがって来たタイミングを狙って蹴り落とす様な人間です。」

    と何度も東野さんに蹴り落とされた西野くん。
    営業妨害さながらの事をやられて恨みも増大していても、悪魔の実力には敵わなくて、逆に蹴り落とされるのをワクワクして待っている様

    わしもこんな愛される悪魔に成りたいなぁ(笑)

    2021年4冊目

  • 東野さんから見た芸人をおいしくいじり倒して、それぞれ先輩でも後輩でも尊敬している部分やバカにしている部分を東野さんらしく面白くおかしく書いてあった読みやすかった。

  • 私はお笑いが好きでこの本を手に取った。
    色々な芸人の面白いとこが東野さん目線で書かれていて、とても面白かった。今テレビに出て活躍している加藤浩次さんの昔の話が印象に残った。

  • 宮川大助・花子師匠、リットン調査団・水野さんの章は涙なしでは読めなかったです。
    東野幸治さん、いや、ひがしのりは芸人愛に溢れてる!

  • 2022/02/20

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