- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103546412
作品紹介・あらすじ
狂気とは、怪奇とは、そして、それを語るということとは――。恐怖の概念を揺さぶる、唯一無二の「怪談小説」集。深夜の高速道路で語られる百物語、学校を彷徨う伝説の幽霊、子連れでの散歩中に遭遇した呪いの物件……。古今語り継がれる「怪談」の数々を、ホラー界の旗手が戦慄のアップデート。精緻な技巧と無慈悲な想像力が邂逅を果たすとき、そこに真の〈恐怖〉が現出する――。「小説」ならではの企みに満ちた、著者真髄特濃短編集。
感想・レビュー・書評
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七篇が収録された短編集
さすが澤村さんという作品もいくつかありました(≧∇≦)b
一番気に入った作品は、
「笛を吹く家」
夫婦と息子の三人で散歩中にある一軒家を見つける
暗く湿っぽい雰囲気が立ち籠めてまるで幽霊屋敷
そこは昔、一家が全滅した「事故物件」という噂が
そして、今では"要らなくなった子ども"をどこかへ連れ去らってくれるという噂が
息子をそこへ連れて行くが果たしてその家は息子を連れ去ってくれるのだろうか…
だって息子は……、(゜o゜;
あぁ〜、そうきたか!
上手く騙されました -
心理的恐怖を楽しめた一冊。
今回は著者お得意分野のホラーなだけに久々に面白さと怖さ、両方のきらりとした輝きを楽しめた。
一話既読の七話の短編は前半が特に好み。
初っ端の「高速怪談」からいきなり心理的恐怖に攻められた感がたまらない。
これはかなり心臓にドクン、背筋にゾクっと来る。
一番好みは「こうとげい」こちらもじわじわと得体の知れない不安感が忍び寄り、抗えない心理的恐怖が抜群。「笛を吹く家」は苦しみと恐怖の絡め方が巧い。
どれも最後にぽとんとさりげない恐怖の置き土産が好き。
その置き土産を背筋でゾクリと味わうのも好き。-
sinsekaiさん♪こんにちは♪
はいはい、邪教の子の後なら、これだよー!こういうの待ってたよー!と言いたくなると思います。
ちょっとし...sinsekaiさん♪こんにちは♪
はいはい、邪教の子の後なら、これだよー!こういうの待ってたよー!と言いたくなると思います。
ちょっとした捻りとホラーを存分に味わってみてくださいね♬
澤村さんはやっぱりホラーがお得意ですもんね¨̮♡
2022/08/07 -
くるたんさん
読み終わりました。
これぞ澤村伊智という感じでとても面白くて
怖くて最高でした。
これからもこーゆーテイストで描き続けて欲しい...くるたんさん
読み終わりました。
これぞ澤村伊智という感じでとても面白くて
怖くて最高でした。
これからもこーゆーテイストで描き続けて欲しいです。2022/09/13 -
sinsekaiさん♪
こんばんは♪
ですよね!!これこそ魅力が詰まってる作品ですよね¨̮♡
久々の満足感です!sinsekaiさん♪
こんばんは♪
ですよね!!これこそ魅力が詰まってる作品ですよね¨̮♡
久々の満足感です!2022/09/13
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これぞ澤村伊智作品でした!
どの話も怪談調の構成でリアルな感じがして
とても怖かったです。
これの前に「邪教の子」という
澤村伊智の良さが全く出ていない作品を読んでいたので、本領発揮のホラーテイストのこの作品は
かなり期待して読んだのですが、期待を上回る面白さで、一気に読み終えてしまいました。
中でも、最初の話の「高速怪談」が一番好きでした。
この話のオチになる前の「堀さんの話」が一番怖くてゾッとしました。
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封印www
ですね~
今はちょっとそのエネルギーもないですね...
でも、筋トレ始めたので当時より強くなってるかもしれません笑封印www
ですね~
今はちょっとそのエネルギーもないですね...
でも、筋トレ始めたので当時より強くなってるかもしれません笑2022/09/14 -
2022/09/14
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2022/09/14
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夏も終わりだが、怪奇はシーズンレス。
「高速怪談」
どこかで読んだことがあるが(アンソロジー)車という密室で起こる、リアルな怖さ、そしてもう一つ最後に起きる怪異。
この取り合わせが怖い。
「笛を吹く家」
ハーメルンの笛吹男をイメージした作品だが、怖いのはそこではない。
中盤で明かされる家族の悲しみと恐れ。
初めから読者は著者の魔法にかけられていたことに気付いた。私が怖がったのは、本当はどこだったのだろう?
「うらみせんせい」
よくある異次元から出られないホラーだ、と思っていた。
キューブとかあんな感じの。
確かにそれは当たっているけれど、そこだけに目をとらわれると、著者が出していたヒントを全て読み間違え、見落とす。
自分が当たり前だと思っていること、普通だと、常識だと思っていることが思い上がり、思い込みだということに気付かされる。 -
タイトルの通り澤村伊智さんは小説怪談師ですね。
オリジナリティ溢れる7話の短篇で、どれも味があってよかったです。
また忘れた頃に読みたいので文庫になったら買ってしまいそう。
スキマ時間にサクッと読むにもオススメです。
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私は高速怪談が特に怖かったが
どの話しもドキッとして楽しめました
朝、帰りの電車で読めたので
読みやすいと思いました
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澤村さんの安定感ある怪談集、いつも新しい怖さを提供してくれます。
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読み損ねていた短編集を満喫!✨
どれも…ちゃんと怖くて、さすがだなぁという感じw
好みだったのは「こうとげい」かなぁ、
でも「うらみせんせい」もよかったし、
「高速階段」もゾワゾワきたし、
「笛を吹く家」もそう来たか!って感じだし、
「苦々陀の仮面」もいろいろそそるし、
「涸れ井戸の声」もかなりそそるし、
「怪談怪談」にもやられたし…
うーん、もう一度最初から読みたくなっちゃったな!www -
澤村さんのお話はぼぎわんがくるとずうのめ人形のみ読了。
あいかわらず人の方がよほど怖いという話を書くのがお上手。
身につまされたりとか人によってはスッキリした気持ちになる話もあるかもしれない。
暑い日にさくっと怖い話が読みたくなった時に再読したい。
ユッキーの熱い想い 届け♡
ユッキーの熱い想い 届け♡
ぶつけてみました(〃´o`)フゥ…
ぶつけてみました(〃´o`)フゥ…
はい!
逃げまーす!w
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
はい!
逃げまーす!w
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ