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- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103632023
感想・レビュー・書評
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長崎の教会、隠れキリシタンの殉教地などを訪ね歩いてきた写真家の著者による紀行エッセイだ。
近年になって長崎の教会群に注目が集まり始めているがそれよりもずっと以前にこの土地に惹かれ、現地の人と接し時には家族のようになった経験が綴られていて、当時の空気感が伝わってきて面白い。
非常に小さな教会にも足を運んでいて、特に興味深かったのが久賀島の話。山奥にあった細石流教会(今はもうないのか地図にも載っていない)の話、台風の後に御堂を住民たちの手で直す話など、当時、この場所に行かなければ書けなかった内容だなと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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