鉄輪

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 62
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103692058

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の藤原、門司の旅館が破産して家族でカンナワで貸し蒲団業。
    ギターケース抱えて上京へ。

  • 藤原新也の本は『乳の海』以来か
    昭和の骨太の学生運動の匂いのする
    好きな文章だけに
    逆に敬遠してたように思う

    先週の朝日新聞beに別府温泉の
    湯治安宿の話で出てきて
    興味深く思った

  • 2013年1月13日

    カバー・本文写真/藤原新也
    ブックデザイン/鈴木成一デザイン室

  • 不細工な思春期を思い出す。
    何かに怯えて、何かに焦って、何かを脅して、何かを得たような錯覚。それを格好良い大人たちは、自分探しと言ったりするけど、どうなんだろうか。
    個人的にそれは、補助輪を外した自転車のようだと思う。誰かに支えてもらいたいけど、支えてもらいたくない矛盾した不安定さが少しこそばゆい。「少年のまなざしには、まだ何ものも手にしていない者の不安の色と、底無しの自由とが同居しているよう」。因みに鉄輪は大分県らしく、無知過ぎて知らなかった。

  • 美しい写真と生命力あふれる文章<br>
    しばれる風と終わった家族、それと青春

  • まさに藤原新也の世界…

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著者プロフィール

1944年福岡県生まれ。『印度放浪』『全東洋街道』『東京漂流』『メメント・モリ』『黄泉の犬』『日本浄土』『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』『死ぬな生きろ』『書行無常』『なみだふるはな』など。

「2022年 『若き日に薔薇を摘め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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