BCな話: あなたの知らない精子競争

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103781035

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    「男は多くの種を撒きたいから……」と浮気の常套句があるけれど、世の中そんなに単純ではない。
    とにかく雄ら自分の種を、雌はより良い種を、次世代に繋げる為に我々がどんなメカニズムになっているかが面白く書かれていました。

  • 35506

  • 001.97.6/25、7刷、並、帯無し

  • 男と女<br>
    時間を共有すればするほど男の精子の数は少なくなる!<br>
    反対に浮気のセックスでは精子が多くなる!<br>
    男のオナニーは精子の質を良くするため!<br>
    女のオナニーは性感染症を防ぐためであった!<br>
    他にも、パートナーがいる女ほど良質の遺伝子を求めて浮気をする。
    などなど、過激新発見が満載。<br>
    竹内久美子のいいところは完全に生物学の視点で割り切って書いているところだろう。<br>これほど原始的に割り切って書かれると読み手に人類としてのコンプレックスを抱く暇を与えません。<br>なんでここまで割り切ってかけるのかというと、超越した作者本人の卑屈パワーのなせる技だと思うのです。<br>
    ちなみにイルカもオナニーしてるらしいです。

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著者プロフィール

竹内久美子
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部を卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。著書に『そんなバカな! 遺伝子と神について』『シンメトリーな男』(ともに文藝春秋刊)、『女は男の指を見る』(新潮社刊)、『ウソばっかり! 人間と遺伝子の本当の話』(小社刊)、『女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ』(ワック刊)など。

「2022年 『66歳、動物行動学研究家。ようやく「自分」という動物のことがわかってきた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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