下天を謀る(上)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103788072

感想・レビュー・書評

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  • 2019.5.25 読了


    秀吉が秀次に関白を譲った辺りからの
    藤堂高虎 目線の物語。

    藤堂高虎って 名はよく聞いてたけど、
    ほぼ知らなかったので
    ちょっとイメージが 沸いた!

    読みやすいし、よく理解もできて
    面白い。


  • 藤堂高虎の小牧長久手の戦い以降を描いている。秀長との関わり合いや、荒々しい武将から築城家、領主として成熟していく様子は、あまり詳しく描かれてはいない。
    ただし、三成との関係、清正や家康との関わり合いは、丁寧に描かれている。

  • 安部さんの本は、好き嫌いがある。
    これはいまいち。

    色々要因はあるけれど、何がいまいちって、大阪夏の陣のしばらく後で物語が終わっていて、その後の家康が藤堂家に何をしたかが描かれておらずアンフェアだと思う。

    家康は主役ではないけれど、その結末を踏まえて、人によっては高虎の行動を空虚だったりと判断する人もいると思う。受け取り方が変わる大切なその後を歴史物で書かないのはどうかな。

  • 面白くて、すらすら読めた。
    照葉との関係がどうなるのか気になった。

  • 藤堂高虎

  • <図書館で借りた>

    タイトルの「下天を謀る」(pp.258-260)
    → 要するに豊臣から徳川側につくという意味?

    照葉とのやりとりも、戦と同じく計算されたものになっている気がする。笑

  • 主人公は藤堂高虎。
    大久保長安に関する部分には疑問

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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