玉人

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104004041

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  • 「雨」「指」「風と白猿」「桃中図」「歳月」「玉人」の6編。同時に陳舜臣の唐代伝奇を読んでいたのだが、「歳月」は伝奇に同じ話あり(謝小蛾伝)。「雨」と「玉人」のラストが幻想的。「桃中図」は最後の意味がつかみずらくいろいろな意味にとれる。ちなみに「唐代伝奇」は陳さんらしく説明調な(?)小説だが、こちらは完全な小説。

  • 短編集

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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