- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104118069
作品紹介・あらすじ
当代屈指の一流ぞろい。技芸と人間の磨き方、ひとを惹きつける力。十人が明かした、そのすべて。
感想・レビュー・書評
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新作落語、創作落語は古典落語から見下されている?
どちらもおもしろい、と思うのは素人考えですかね。
志の輔の「みどりの窓口」は名作だと思うし、上方落語(古典落語)の「青菜」はやっぱりおもしろい。なにはともあれ、落語家ってすごいよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人気落語家のインタビュー本。
立川流顧問の吉川潮だからこそ落語家の本音に迫り、話を引き出せているような感じがする。
特に立川志の輔のインタビューが良い。(ただ志の輔のインタビューではずれというものを見たことがないので、志の輔の答え方がうまいだけなのかもしれない)春風亭小朝や、三遊亭円丈など、なかなかインタビューを見ることができない落語家が持っているのも嬉しい。立川談春や、立川志らくのように、若い時から知っている落語家たちのインタビューも良い。
ただ気になるのが、林家三平や林家正蔵などをくさしていること。著者の本の中で触れているように落語ブームなどは来ていないのだ。そんな狭い落語界の中で足を引っ張りあってもしょうがないじゃないか、と思ってしまう。
堀井憲一郎氏のように、見た落語家は好きなところを探す、嫌いな落語家はいないというのは極端かもしれない。
しかし広瀬和生氏のように、好きな落語家はとことん取り上げる、嫌いな落語家は無視するという位のスタンスでも良いのではないか。
となんとなく思った。 -
面白かった。
みんな、試行錯誤してやってるんですね…。
いろんな高座を観たいな! -
さすがに 吉川潮さんです
それぞれの芸人さんとの
「質問」が「的を射ている」ので
「話」が
そのまま
「噺」にまで
なっている
ここに登場する「噺家」を
聴いたことのある人は
むろんのこと
まだ
未見の噺家さんも
それはそれは
興味深く
その「座談」に
同席することができます