「芸能ビジネス」を創った男 ナベプロとその時代

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104141029

感想・レビュー・書評

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  • 日本芸能史というよりナベプロ社史。

    渡辺晋が番組制作、映画制作、楽曲の原盤制作とその著作権というビジネス・モデルを芸能界で成立させたところは忘れてはならない。

  • 中央図書館で読む。読みたかった本です。非常に読みやすい文章です。前半は面白いのですが、後半は、正直、残念な出来です。ナベプロの前半の快進撃は、興味深かったです。しかし、スター誕生により始まる低迷期、そして、現状に関する部分は、正直、物足りません。それは、多分、著者の関心が、ナベプロではなく、渡辺晋さんに関心があったからだと思います。現在、渡辺プロは、歌手を中心としたタレントプロダクションビジネスから番組制作へと軸足を移している。ここら辺の記述が全くありません。興味を持ったのは、キャンデイズです。メインを変えるだけで、人気が出るものなのでしょうか。また、ワーナーとの関係も興味深いです。何故、提携を解消したのでしょうか。よく分かりません。

著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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