- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104358038
感想・レビュー・書評
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月光の京都の名所の写真集ですね。
月夜に照らされた青い世界。
慈照寺銀閣・龍安寺・清水寺・成就院・鹿苑寺金閣。
漆黒の闇の世界の、望洋とした風情とは隔絶の違いを魅せています。
作者の石川賢治さんは1945年生まれ。
写真集『月光浴』で、一大センセーションを巻き起こし、満月の夜に月光写真の世界を探求し世界中を撮影されているそうです。
2003年の発行の写真集です。
歴史の有る京都の名勝が、撮影を許可をいただき、普段観られない姿を見いだしています。
足利将軍が観たであろう観月の姿を彷彿しています。
清水寺の日向の賑わいとは異なる、月夜の世界。
龍安寺の庭の不思議な佇まいは、静寂のなかに青い熱情を感じる気がしました。
作者の意図とは、感性の違いで、観ているものが違うかも知れませんが、感動は共感できそうです。
よい写真集に巡り会えました。 -
2011年11月12日
<Moonlight Blue Kyoto>
デザイン/瀬崎幹太 -
くわー。すごい。
神秘です。このシリーズよいですね。 -
この人の写真は、写真の新しい可能性を開いたという点では意味があるのだろうと思うけれど、そんなにいい写真とは感じない。
京都で月見と言えば、個人的には桂離宮なので、夜の桂離宮の写真があるかと期待したが、全然なくってがっかり。
龍安寺の庭の写真は良かったが、この庭は太陽光の下でも、どんな天候でも美しいに違いない。 -
月光に照らされた世界。
青白く浮かび上がる築山、妙な明るさを見せる組木造、モノトーンの世界に佇む草花。
夜、月の光だけで知覚する景色は日中とは違った印象を与える。
普段は目の端に捉えるにすぎないものも、其処ら彼処から何かが潜み、様子をうかがっているような、妙な活力を感じる。
そして、前作や次作には感じない違和感を本書では時折感じており、何だろうと不思議に思いながら頁を捲っていると、枯山水の庭で気付いた。
ここには陰が無い。
実査は多少なりともあるのだが、特に構造物の写真では極端に陰が少なくなっている。
普段気にも留めない陰の存在がここまで違和感を感じるとは思わなかった。
日常の風景を異世界の様に感じる。 -
月光のみで撮った写真集。
舞台が日本なので、見知った景色もある。いつもなら、昼間しか見ないもしくは人工的にライトアップされた姿しか見ないものもあるので、違いを楽しめる。 -
”月光浴”の京都バージョンです。こういう京都の風景も幻想的でアリかな。とか思います。
だけど基本的に京都の寺院って夜は入れなんですよね・・・ -
夜の京都もいいものですね♪
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月夜の京都を見に行きたくなりました。
蒼く綺麗な風景です。
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『月光浴』が有名な石川賢治氏ですが、こちらもおすすめです。
今までの京都のイメージとはまた一味違う京都の姿が見られそうです。 -
月の光で撮った枯山水とか、奇麗です。
月光の京都とは、興味深いですね。
月は好きですし、月明かりも好きですし、
それが京都の地に照らされている...
月光の京都とは、興味深いですね。
月は好きですし、月明かりも好きですし、
それが京都の地に照らされているのは、
素敵だな〜と感じます。
写真集も素敵だろうと想像できますが、
実際に見てみたいですね(^^)
コメントありがとうございます。
図書館で見つけました。
やはり、題名にひかれましたね。
京都と月光。
予...
コメントありがとうございます。
図書館で見つけました。
やはり、題名にひかれましたね。
京都と月光。
予想以上の幽玄な写真集でした。
実物はさらに、素晴らしいと私も想います。
興味を持たれて、嬉しいですね。
よい本に巡り会えました。
なかなか写真集見れてないですが、
今度図書館で見つけたいと思います(^^)
なかなか写真集見れてないですが、
今度図書館で見つけたいと思います(^^)