精子提供: 父親を知らない子どもたち

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104388035

感想・レビュー・書評

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  • 晩婚化も一因か、なかなかお子さんが出来ないカップルの比率が上昇中。対応の一つにAIDがあり、古くから行われているって事は意識していなかった。この事実を子供の目から見た本。センセーショナルに書いて有るので、AIDに反対しているかと思うと、主旨はどうも事実を隠蔽してはいけないと言うこと。
    子供の目線でとらえるとまた、AIDと養子縁組って大きく違うんですね。この種の問題って難しいですね。たまたま今日、人間ドックを受診しました。問診時に祖父母まで遡っての病歴を聞かれた。この手の質問って、辛いですね。

  • 慶応大学病院で60年以上前からおこなわれてきた
    非配偶者の精子による人工授精

    提供者は多くが医学生
    その影響の大きさを考えずに
    実施されてきました

    「出自を知る権利」という考え方がない時代のことかと思ったら、
    現在も1000人規模でおこなわれているようです。

著者プロフィール

ノンフィクションライター。1964 年新潟県生まれ。学習院大学文学部卒業後、出版社で女性誌などの編集者を経て、独立。人物ルポルタージュを主に、スポーツ、教育、事件取材等を手がける。『アエラ』の「現代の肖像」で「末盛千枝子」を執筆。著書に『私は走る―女子マラソンに賭けた夢』『音羽「お受験」殺人』『精子提供 父親を知らない子どもたち』(いずれも新潮社)など。

「2013年 『一冊の本をあなたに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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