どんな小さなものでも みつめていると 宇宙につながっている: 詩人まど・みちお 100歳の言葉
- 新潮社 (2010年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104641024
感想・レビュー・書評
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まどさんの著作などから言葉を集めた一冊。
ジャケ買いならぬ、タイトル買い。ものの在り方にことばで迫る感覚を体験できた。
厚くはない本だけど、触れ続けたいことばはたっぷり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終えた後、自分が宇宙に生かされていること、存在しているもの全てが尊いと感じる自分がいました。不思議な本でした。
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まどさんの世界って、すごいなあと思いました。
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詩集を久しぶりに読んだ。
まど みちお。聞いて、初め、よくわからないというのが実感。
だが、童謡では、ぞうさんや、いちねんせいになったら、、といつまでも記憶に残っている文章を記している。また、童謡の世界で、ノーベル賞みたいな賞もとっている。
とタイトルは、読みすすめていくと、なるほどとわかる。
小説と違い、短い、少ない言葉の中に、いろんな想い、気持ちを想像させる。
その言葉ひとつひとつを見つめていると、宇宙と同じように、拡がっていく。
「どんな小さなものでも、、」というタイトルにかけているのかと思った。
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vol.95
今年一年をしめくくる一冊!理由を見つけたくて、書く!?
http://www.shirayu.com/letter/2010/000187.html -
僕がここにいると、ほかのものは何もここがいることができない
あることと ないことが 一対であること。
自分ここにいると言うことは、
他はここにいられない、そう約束が守られていること。
詩「リンゴ」、「ぼくが ここに」 -
まど・みちおが感じたこと、思ったこと、それらが散りばめられている。詩人だから、有名人だから。という色眼鏡を抜きにしても、「命、生きること」ということに真摯に向き合っていることが文字からうかがえる。一文字、一文字を大切に、心を込めて書いている。
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心が洗われるようだった
自分が宇宙とつながったような気持ちがした
「ぼくが ここに」という詩を読んで感動 -
再読
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まどさんの言葉を集めたもの。
ホッチキスと爪切りを間違えた、というのがいいと思った。