どんな小さなものでも みつめていると 宇宙につながっている: 詩人まど・みちお 100歳の言葉

著者 :
  • 新潮社
4.06
  • (24)
  • (26)
  • (12)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 250
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104641024

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まどさんの著作などから言葉を集めた一冊。
    ジャケ買いならぬ、タイトル買い。ものの在り方にことばで迫る感覚を体験できた。
    厚くはない本だけど、触れ続けたいことばはたっぷり。

  • 読み終えた後、自分が宇宙に生かされていること、存在しているもの全てが尊いと感じる自分がいました。不思議な本でした。

  • まどさんの世界って、すごいなあと思いました。

  • 詩集を久しぶりに読んだ。

    まど みちお。聞いて、初め、よくわからないというのが実感。
    だが、童謡では、ぞうさんや、いちねんせいになったら、、といつまでも記憶に残っている文章を記している。また、童謡の世界で、ノーベル賞みたいな賞もとっている。

    とタイトルは、読みすすめていくと、なるほどとわかる。

    小説と違い、短い、少ない言葉の中に、いろんな想い、気持ちを想像させる。

    その言葉ひとつひとつを見つめていると、宇宙と同じように、拡がっていく。
    「どんな小さなものでも、、」というタイトルにかけているのかと思った。



  • vol.95
    今年一年をしめくくる一冊!理由を見つけたくて、書く!?
    http://www.shirayu.com/letter/2010/000187.html

  • 僕がここにいると、ほかのものは何もここがいることができない

    あることと ないことが 一対であること。
    自分ここにいると言うことは、
    他はここにいられない、そう約束が守られていること。


    詩「リンゴ」、「ぼくが ここに」

  • まど・みちおが感じたこと、思ったこと、それらが散りばめられている。詩人だから、有名人だから。という色眼鏡を抜きにしても、「命、生きること」ということに真摯に向き合っていることが文字からうかがえる。一文字、一文字を大切に、心を込めて書いている。

  • 心が洗われるようだった
    自分が宇宙とつながったような気持ちがした
    「ぼくが ここに」という詩を読んで感動

  • 再読

  • まどさんの言葉を集めたもの。
    ホッチキスと爪切りを間違えた、というのがいいと思った。

全41件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

詩人。1909~2014年。はじめての詩集『てんぷらぴりぴり』出版で第6回野間児童文芸賞。1976年『まど・みちお詩集』(全6巻・理論社で第23回サンケイ児童出版文化賞。同年、川崎市文化賞を受賞。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などの童謡詩で広く知られ親しまれている。


「2017年 『女声合唱組曲 ねこに こばん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

まどみちおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×