太陽と乙女

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1011
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104645053

感想・レビュー・書評

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  • 森見さんが苦労して小説を書かれていることはよく分かった。

  • いやあ。やっぱり作家さんの頭の中は一筋縄ではいかない感じです。

  • 森見のエッセイ。独特な文体は健在。ちょっと苦手かも。

  • 森見さんのエッセイ。
    小説家デビューのきっかけとか、森見さん流の作品の構想の仕方とかいろいろ書かれてました。四畳半や狸に対する熱い思いもユーモラスに(笑)
    国会図書館で働きながら何本も連載書くってすごいですよね
    森見さんの本全部は読んでないけど、エッセイ中に出てきた長編の怪談を読んでみたい。

  • 森見登美彦の文体をたっぷり味わえて満足。院生時代の日記が特に面白かった。一ファンとしては、本当に無理せずゆっくり執筆してほしい。

  • 森見登美彦のエッセイをほぼ集めた贅沢な一冊。
    作者がまえがきで寝る前に読むのを推奨していた。
    そこで自分も蒲団に入ってから読むことにした。
    しかし、自分は寝つきがのび太と同じくらい良い。
    読書は一向に進まない。
    読むぞ、と決心して睡眠前の読書に望むのもおかしい。
    そんな理由から、発売されてすぐに購入したにも関わらず、読み終わりまでにこれだけ時間が流れてしまった。

  • デビューから14年、全エッセイを網羅した決定版!影響を受けた本・映画から、京都や奈良のお気に入りスポット、まさかの富士登山体験談、小説の創作裏話まで、大ボリュームの全90篇。
    森見先生のファンなので、わくわくしながら読みました。一番楽しかったのは日記。太陽の塔で受賞した際こんな風に思っていたんだなとか知ることができて新鮮でした。やっぱり普段の文章も文学っぽいんだなと思って、昔から日記を書き続けてきたと知って、それが作家への道につながっているなら当たり前のことかと納得もしました。まえがきでご本人が寝る前の読書にいい本を作りたかった、と仰っていて、まさにその通りな一冊です。どこをどう読んでもふわっとなごむしくすっと笑える。表紙がとってもユーモラスで可愛いのも好きです。

  • 森見氏のエッセー集。特に四畳半開拓時代の個所が面白く、森見氏の文体のルーツを知ることができた。また、奥さんのこと大好きなんだなぁと感じられたり、書けなかった時間のことなどが率直に書かれていたりと、森見氏が身近に感じられた。森見ファンは読むべし。

  • 森見登美彦さんのエッセイ、コラムをまとめたもの。エッセイとしては名作「美女と竹林」が空前にして絶後な面白さの森見氏だけれども、こうして短文をアンソロジーにまとめてあると、つくづく不思議な人だなあと思う。
    震災の後精神的な変調とスランプに悩まされていたことをこの本を読んで初めて知りました。
    それを乗り越えて楽しい小説を書き続けてくれていることに感謝したいですね。

  •  部屋を暗しくして、布団にひっくり返ってから読み始める。
     とても面白いわけでもなく、とても下らないわけでもない登美彦さんの日常が眠気を誘う。

     京都の話、奈良の話、東京の話。
     デビューから今までの、時には更に時を遡るエッセー集。

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著者プロフィール

1979年、奈良県生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる。著書に『きつねのはなし』『有頂天家族』など。

「2022年 『四畳半タイムマシンブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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