- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104711031
感想・レビュー・書評
-
さらりと読了。
独身OLの頃が懐かしくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常、どこにでもあるようなOLの話し。だから違和感なくすっと読めた。
12/11/25-112 -
2012/09/02
-
久々の柴田よしきさん。前回「ワーキングガール・ウォーズ 」を読んで、また読んでみたいなあと思ってたので図書館で借りてきた。共感するところが多かったなあ。うん、分かる分かるって思いながら読みました。仕事って、会社って、なんだろうってよく考える。一日の中で一番多くの時間を過ごす場所が会社っていうところ。その箱の中で一緒に過ごす人たちとも、一日の中で一番多くの時間を過ごす。その場所を、人間関係を、割り切って過ごすことってできるのかな。やっぱり、過ごすからには、良い時間にしたいって思うし、それなりにきちんと、充実した時間にしたいって思うし。なんか、この寧々の葛藤がすごく分かるなあと思った。縁ね。確かにそう思う。
-
ワーキングガールウォーズの人だ!と思って借りた。
タイトルのセンスはないけど話は良かった。
働く女性なら共感できると思う。
仕事と割り切れば、と思うけど、人生の大半を過ごす会社だからこそ
人間関係も良好であってほしい。
うまくいかなくても、働き続ける中でちょうどいい距離感を見つけられたらいいな。 -
私、柴田さんのこと男性の方と思ってたのですが女性の方なのですね!
びっくりでした〜前に読んだ「水底の森」を読んでて、
なんでか男性の方と思ってしまったのですよね。。びっくりでした。
それはいいのですが、寧々と弥々さんと言うなんとも古風な名前の持ち主達が、
会社という組織の中で右往左往しながらも自分の進むべき道を探してく。
そんなストーリー。ミステリーあり、恋愛あり、楽しく読めました。
寧々さんのフィギアの腕は読んでてもすごい臨場感が伝わってきて見たい!
と思ってしまいました。これぞ本当のヲタク???なんて
でも、ひとつの事に夢中になれていつの間にか朝になってるなんて素敵です。 -
「ワーキングガール・ウォーズ」の姉妹編ということで期待して読み始めたものの……なにか違う。私の求めていたものはこれじゃなーい!
コネ入社、自称ブス、28歳、独身彼氏なし、模型作りが趣味と前作の主人公よりはよっぽど自分に近いのに、夢中になれない。妙に人間関係が生ぬるく、坂木司が独身OLものを描いたような違和感がある。
コネ入社でそれなりの給与を貰っていて、経理という単調そうだけど安定した仕事をしている主人公が妬ましいのかも。とも考えたが、それも違う。うーん、もやもやする。 -
高遠寧々(たかとうねね)、28歳、大手出版社勤務。
コネ入社を引け目に感じ気を遣うことは多々あるけど、
気の合う仲間もいるし趣味もあるし一人暮らしも満喫中。
会社を辞める気はない。
でも、ハッキリ言って不満だらけです!
というお話。
サラッと読みやすいけど心がじんわりと温かくなる。
ハートフルストーリーとかではないんだけど、
ちょっとした出来事の積み重ねで主人公の心が丸くなっていく様子とか、
凄くほっとする。
人間関係ってほんと思い通りにいかなくてイライラするけど、
でもそれ以上に温かいこともあるってことを気付かせてくれる。
毎日に疲れている人にオススメ。
あ、でも女性向け。