雨恋

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 187
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104733019

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の雄一は叔母の留守の間、留守番することになった。ある雨の日の晩に雄一は過去の部屋の持ち主で、その部屋で自殺した女性の幽霊に遭遇する。彼女曰く、自殺したのではなく、自殺をしようとし、辞めた時に何者かに殺されたのだという。雄一はその謎を解くたびに見えなかった彼女の姿が徐々に見えるようになってくる。そして二人の運命は…って感じの本です。まぁまぁ面白かった。うん。機会があれば読んでください。表紙にはめちゃめちゃ感動って書いてるけど、そこまでの感動はないと思う。

  • ちょっと不思議で切ないラブミステリー。

  • タイトルから想像できひんお話。雨=寂しいイメージ通り、すごく切ない。最後の終わり方がまたまた切ない(;д;)

  • 殺人ミステリーだけれど、全く重い感じではない。後半はせつない。
    (2005.4.27読了)

  • おもしろくもなくおもしろいわけでもない。
    ていうか出版社誇大評価だと思う。

  • 雨の日に読みたい本
    「いま、会いにゆきます」
    「雨恋」
    ↑そんな看板でも作って本屋さんがならべそうな気がする。
    私が読みたい本は「浴室」(ジャン‐フィリップ トゥーサン)雨とは関係ない内容だけど。

    参照:<a href="http://paperbackaterehwon.blogspot.com/2005/06/booklogerehwon-sf.html">diary@erehwon</a>

  • 帯に書いてあるようなラブストーリーではなく、ミステリーとして読めば適度に恋愛面がブレンドされていて心地よい。表紙の装丁が最高!
    <br>詳しい感想は<A HREF="http://torakichi.jugem.cc/?eid=217 ">こちら</A>

  • わからないなあ。

  • 読み終えて装丁を眺めると、その意味がより美しく見えます。猫たちが生きていて、「彼女」のイメージも瑞々しい。でも「彼女」が、いうなればありえない今回のシチュエーションではなく、現実にそこにいたとして、恋に落ちるかというとどうだろう?そこを問うのは意地悪かしらね?でも少しずつ明らかになっていく「彼女」に心と身体の両面で惹かれていく「僕」に共感できないところも多かったので。っていうか「彼女」に少々不思議ちゃんの匂いを感じてしまって(この状況が、ではなくて、彼女という女性の性格とか生き方とかにね)そこがわたしにとっては意外に大きな違和感になってしまった気がします。

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著者プロフィール

一九六〇年、石川県生まれ。会社勤務を経て作家になる。八九年『異次元カフェテラス』を刊行。九一年「バルーン・タウンの殺人」でハヤカワSFコンテストに入選。主な著書に「ニャン氏の事件簿」シリーズ、『おせっかい』『ピピネラ』『九月の恋と出会うまで』『嵐の湯へようこそ!』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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