親の「その一言」がわが子の将来を決める 幼・小学生篇: 学歴どまりの残念な子か、学びが自立につながる子か

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105067915

作品紹介・あらすじ

高学歴、高収入の親こそ危ない! 自活できる子に育てるための年代別アドバイス集。その「成功観」がわが子の可能性を潰す! 親の過剰な期待に潰される「病んだ秀才」を診てきた心理学者が幼稚園から高校生までの各年代でどんな言葉をさしのべ、何を言ってはならないかを実践的に伝授。立ち直れる子の「七つの対応力」を養い、それぞれの子に適した価値観を家族で共有できれば、もう子育てに迷わない。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳本だからか読みにくい。

  • ・子どもを失敗から守ってはいけない・・・失敗は避けられないし、失敗を通じて何が役に立って何が役に立たないかを学ぶから、ぜひ経験させたい。それは子どもが難しい問題を処理するときに、もっとも効果的なスキルを磨く助けになる。まちがいや挫折、失敗は認識を高める方法である。
    「わたしは失敗したことがない。ただ、役に立たない方法を山のように見つけてきただけだ」byトーマス・エジソン
    「どの三振も次のホームランに一歩わたしを近づけてくれる」byベーブルース

    ・どんどん質問させる・・・我々は子どもの「正しい答え」に目が行きがちだが、何かを学ぶときにもっとも効果があるのは「正しい質問」であることを忘れている。いい質問をする能力が知能や創造性を磨く。そんな子どもに対して親の仕事は「質問に答えること」と、「子ども自身に自分の質問を見つけさせ、その過程で学ばせること」。

    ・勉強はリスクをとることに価値がある・・・小学生の子どもに対していちばん必要なのは、子どもたちの関心を引き付け続けること、そして学ぶ内容について考えるには複数のアプローチがあると気づかせること。これこそ難しい問題を前にしたときに想像力を働かせて、熱心に粘り強く解く能力であり、この力を身に着ければ、やがて優秀な学生に育つ。

    ・小学生の子どもを持つ親へのアドバイス
    1)子どもが自分自身を批判するときは、それを「どのような言葉で表しているか」に、よく注意を払って聞く。
    2)子どもを安易にラベリングしない。

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