ドリンキング・ライフ

  • 新潮社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105236021

作品紹介・あらすじ

アイルランド系移民の家に生まれたピート・ハミルは、10歳で第二次世界大戦の終戦を迎えた。貧しいながらも優等生だったピート少年は、しだいに悪に憧れ、おずおずと酒と性に手を伸ばした。それがすべての始まりだった-。冒険的人生の渦中へと飛び込んだ彼を迎えたのは、熱い50年代、60年代。ビートニク、ジャズ、ベトナム戦争…疾風怒涛の時代を酒とともに生きた彼は、しかし37歳で断酒を決意するにいたる-。その半生を赤裸々に明かす、小説よりも小説らしい痛快な自伝。

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に読んだ短編「ニューヨーク・スケッチブック」の著者の自伝。
    題名からわかるとおり、酒飲み人生をどう歩んできたか、という内容。
    ただ、それだけではなく、ニューヨークに生まれ育った著者の目線で書かれた、第二次世界大戦前後のニューヨークや、その後について、とても詳しく書かれている。
    前半は、著者のその戦前戦後の少年時代の話で、まるで妹尾かっぱの、「少年H」のアメリカ版のようでとても興味深く読めた。

    長編のため、読了まで1ヶ月以上かかってしまった。

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著者プロフィール

1935年ブルックリン生まれ。ジャーナリスト、コラムニスト、作家。ニューヨーク・ポスト記者ののち同紙とニューヨーク・デイリーニューズ紙の編集長になる。著書に『愛しい女』『マンハッタン・ブルース』他。

「2021年 『ニューヨーク・スケッチブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ピート・ハミルの作品

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