- Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105316020
感想・レビュー・書評
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自殺か? 他殺か? 検察は後者と見た。恋人テリの夫・リッチーの殺人容疑で、なんと辣腕弁護士・クリストファ・パジェットは逮捕される。群がるマスコミ。息子・カーロやテリにも芽生える不信。深まる孤独。証言は次々と覆され、陪審員の心証は日々入れ代わる。そして、息詰まる公判はすべて終わったが……。
原題:Eyes of a child
(1994年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
法廷もので一気に読める。
作家が本職の弁護士だったため、描写が細かい。
陪審員を選ぶくだりなど興味深く面白かった。
それにしてもリッチーの屑っぷりには読んでいてずっとイライラした。 -
分厚い本ですが、読書家の友人に勧められて挑戦しました。DVがテーマなので考えさせられました。
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まさかまさか・・・と読み進んで、やっぱりぃ〜となってしまう、悲しいけど名作ですね。
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離婚に伴い夫リッチーと娘の監護権を巡る訴訟中、夫は不審な死を遂げてしまう。そこで彼女の現在の恋人であり弁護士のクリスが嫌疑をかけられ法廷で裁かれるという法廷サスペンス。公判の様子はかなり読み応えがあり、さすが弁護士作家です。それにしてもリッチーの憎たらしさは半端じゃなかった。
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丁寧に描き込まれた心理描写、先行きがまったく読めない迫真の法廷ドラマ。一級のエンターテイメントだ。