NEW YORK SEPTEMBER 11 ― ニューヨーク セプテンバー 11
- 新潮社 (2001年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105412012
感想・レビュー・書評
-
WTCに行くので、当時を知ろうと思って手に取った。
マグナムの写真家が、その当時どう事件を知り、行動したかも記してある。
実際に行ってみて、マンハッタンの中でも群を抜いて誇り高く聳え立っていたWTCが崩壊させられたことはどれほどの「屈辱」であったろうかとひしひしと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マグナムが好きです。
私たちには直接関係のなかった事だけれど、絶対に忘れてはいけないと思いました。
驚きや戸惑い、悲しみや哀悼の気持ちが、文章でなく一枚一枚の写真に込められています。
写真に切り取る難しさやすごさが伝わりました。
ページをめくるたびに、悲しみがやってきて何度見ても勝手に涙が出てきす。
言葉と動画で伝えるだけがニュースじゃないんだ!
と写真のすごさを改めて実感した一冊でした。 -
見ていてこれほどまでに涙がこぼれてくる写真は初めてだった。
そこに映し出されている人からの声は聞こえないのだけど、
でも確かに、言わんとしていることが写真の中から伝わってくる。
「哀しみ」では言い表せない感情が。
この本を開く度に、
もう二度とこんなことは繰り返されてはならない。
そして、私達は「この日」のことを決して忘れてはいけない、と思う。
すべての犠牲者の方々にご冥福をお祈りします。
-
==世界最強のフォト集団==
写真をやっている人なら誰でも知っているであろう超有名な報道写真家集団『マグナム』がニューヨークでの会合中に起こった9・11を記録した写真集です☆★☆
9・11の衝撃写真で「うわ〜これは凄い写真やなぁ・・・衝撃や・・・」と思った写真の多くがマグナムの誰かの写真です。
あの時の様子がヒシヒシと伝わってきます。 -
世界最高の報道写真家集団、マグナムが出した写真集。
見ていて鳥肌ものです。写真が人に何かを伝える力ってこれほどに強いものなんだと驚きました。
悲しいのか驚きなのか見ていて涙がでた写真集です。