情報の東西交渉史 (新潮選書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004322

作品紹介・あらすじ

遠い地域の事情に関して、正確な知識をもつことが、いかに困難であったか。しかも正しい情報をいち早く得た者こそが歴史をリードしてきたと言えましょう。そこで情報が、どのように伝えられてきたか、という観点から、世界史における東西の交渉をふり返ってみました。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/01/19 21:40:40

  • 2013 9/2 1-3章読了。司書課程資料室の本。
    図書・図書館史授業用。
    ヨーロッパ⇔中国の情報のやりとりの歴史を描く。

    とりあえず古代までを授業でやるので当該部分を読んだものの、授業で取り上げた方がよさそうな影響関係はこの時代にはまだそんなになさそう・・・といった感じ。
    ふーむ。

  • 古代ギリシャから近代までの、地域間の情報の行き交いを通観する。当初は近隣の諸国にとどまっていた交渉が次第に遠距離になり、やがては地球を一周するまでに成長するさまを、時代を追ってその時々の手段や歴史的背景を記す。西洋一辺倒ではなく、中国と西洋を結ぶシルクロードや鄭和の遠征など東アジア地域についてもしっかり触れる。基本的な概説書であり、東西交渉史の入門書として気軽に読める。

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著者プロフィール

愛媛大学大学院 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座 教授

「2022年 『循環器診療コンプリート 虚血性心疾患』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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