吾輩は猫である殺人事件

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 72
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106006579

作品紹介・あらすじ

『猫』の最後で死んだはずが、目覚めたらなぜか上海にいた「吾輩」。そこへ飛び込んだ、なんと苦沙弥先生殺害の報、そして犯人はこの街に。個性的な猫たちが、上海の街を縦横無尽に駆け回って事件解決に大活躍、『猫』でお馴染みの登場人物も総出演。漱石文体を駆使した書下ろし一千枚、"純文学"をぶっ飛ばす奇想天外の冒険ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • OLDIES 三丁目のブログ
    ■[名作文学]灰猫ホームズの推理競争 「吾輩は猫である」殺人事件
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150617/p1
       ↑ネタバレなしの感想です
    少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)
    『「吾輩は猫である」殺人事件』(奥泉光)ネタバレ検討会
      http://sfclub.sblo.jp/article/142598831.html
       ↑ネタバレ全開で、疑問点を挙げてみました。ご意見ご感想お待ちしております。

  • この小説、結構徹底しています。
    全編に渡って、当時風の文章で書いています。
    たとえば、いう、を、いふ、とかそんな感じ。
    始めは、これに抵抗があって挫折しかけましたが、不思議なことに、読んでると気にならなくなっています。
    まあ、話は全部読みきってみると馬鹿馬鹿しいものですけど、読んでる途中は結構興味深く読めました。
    面白いほうだけど、読みきるのは、覚悟が必要かも・・・・

    読みきると、妙な達成感あり。

  • 最初に読んだ奥泉光の小説。

    これ以後読んだどれにも当てはまることだけど、なにが書いてあるのか分からないけど面白い(褒めてる)。

    奥泉光は朝日新聞の書評もやってるけど、そのなかで、この人が書いているから読んでみようと思った本もいくつかある。『ミャンマーの柳生一族』もそのひとつ。

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著者プロフィール

作家、近畿大学教授

「2011年 『私と世界、世界の私』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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