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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106021251
作品紹介・あらすじ
東京都心のコンクリートジャングルに緑の孤島のように浮かんだ「皇居の森」。高層ビルを背にその懐に踏み込むと、四季折々に表情を変え、あまたの生命を育む大らかな自然がわたしたちを待っていた。
感想・レビュー・書評
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皇居の森を一年間取材した写真集ですね。
三人のカメラマン。姉崎一馬(森のスペシャリスト)、今森光彦(自然と動物の案内役)、叶内拓哉(野鳥写真家)がほぼ月に一回のペースで同時に、あるいはかわるがわる皇居の森に対峙し、それぞれの視点から「奇跡の森」を切り取った作品です。
昭和天皇が武蔵野の森を参考に、原生の森を作られたとの事。写真集だけでは無く、そうしたエピソードもしっかり網羅されていて、人間の住む大都会のど真ん中の大自然を紹介されています。
また、皇居内の様々な制約があり問題点も指摘されていて、この「奇跡の森」を末長く保つ思いも込められた写真集だとも言えます。
美しくあり、動物(特に野鳥)の宝庫でもあり、人間との共存の森を写し出した写真集ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東京駅から数百メートル、23区内の樹木の20パーセントが息づく皇居の森。主張しない写真と文章も程よく、質の高い一冊。
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2005.11.5
森はいいなぁ〜
東京でも環境さえ整っていれば森は存続できるんだ・・・。
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