- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106035289
作品紹介・あらすじ
欧米主導の不公平なルール変更の裏には何があるのか?イギリスとアメリカのルール解釈の違い、そして日本国内でのさまざまな問題を浮き彫りにしながら、勝ち負けを決定づける「規則」の本質を探る。サッカー、ラグビー、バスケ、水泳、柔道など、グローバル化するスポーツの中でニッポンが生き残っていくためのルール論。
感想・レビュー・書評
-
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62930253
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2003年刊行の本だけど、内容に古さは無い。スポーツを観るときに新しい視点を得た。
-
地元の図書館で読む。著者の北京からのレポートは、毎日、ラジオで聞いています。非常に聞きやすいレポートです。非常に読みやすい文書です。ただし、この著者の本としては、面白くありません。歴史よりも、現場の取材を踏まえてのレポートの方がいいです。地元には、読むべき音楽関係の本がなくなりつつあります。スポーツものを読むことにしましょう。
-
サッカーやラグビーのルールからさまざまなルールがどのように変化していったかを示している。
テレビ中継とルール変更など、ことは単純なのに奥の深さがそこにはある。
なにより、審判のなり手がいなくなることの可能性は、現実に起きつつある。ビデオもあるから審判に対して厳しい時代である。 -
何となく見聞きしていたことの幾つかが氷解しました。
-
大学の教科書のよう。
ちょっと難しいというか、堅い。
きっとこれをそのままテキストに大学で講義が出来るでしょう。
中身は良いです。 -
レビューは<a href="http://badtzmaru.blog34.fc2.com/blog-entry-199.html#more">こちら</a>
-
ルールって絶対的なもののように勘違いしてしまうけど、その時代時代によって変わるんだよね。スポーツのルールも、もともとはスポーツを楽しむために参加者の合意によって決まっていたものが、より広く参加者が増えていく中で洗練され、さらにメディアの要請などによって変革されてきているんだよね。
ルール時代を変えるって発想、スポーツだけでなくビジネスの世界でも、よりより世の中目指すために、必要なのかもね。 -
イギリスとアメリカのルール解釈の違いについては、面白かった
けれどなんとなくその違いを民族性に帰してしまっているのは
少し残念な気もした。
テレビ向けにスポーツのルールが改正される指摘についても
特に目新しさを感じなかったなあ。
でもバスケ、サッカー、アメフトの初期のルールについてかなり
その変遷が丹念に追われていて、それは興味深かった。
また勝利至上主義=「チャンピオンシップ・スポーツ」に傾く
スポーツ全体の方向性に憂慮を示しているけれど、それに対する
アンチテーゼを「伝統」におく理由はもうひとつ論理的に希薄に
感じた。