作品紹介・あらすじ
貝原益軒、じつは「楽しみの達人」だった。節制を説いたのも、長生きして人生を楽しむため。虚弱体質や不遇を乗り越え、生涯現役、夫婦相愛、健康にして長寿という理想の人生をいかにしてまっとうしたか。『養生訓』と、貝原家の処方箋ともいうべき門外不出の『用薬日記』を読みほどき、「益軒流晩年術」の真髄を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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資料番号:011032166
請求番号:121.5/カ
著者プロフィール
山崎光夫
一九四七年福井市生まれ。早稲田大学卒業。放送作家、雑誌記者を経て小説家に。八五年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。医学・薬学関係に造詣が深い。小説に『ジェンナーの遺言』『ヒポクラテスの暗号』『精神外科医』『風雲の人 小説・大隈重信青春譜』『小説曲直瀬道三 乱世を医やす人』など多数。ノンフィクションに『東京検死官』『逆転検死官』『戦国武将の養生訓』『薬で読み解く江戸の事件史』『胃弱・癇癪・夏目漱石 持病で読み解く文士の生涯』など。九八年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第十七回新田次郎文学賞を受賞。
「2023年 『鷗外青春診療録控 本郷の空』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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