妻の浮気: 男が知らない13の事情 (新潮新書 120)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101205

作品紹介・あらすじ

今や浮気の主役は男ではなく、女である。図書館デートにときめく四十五歳、独身を装い遊び続ける二十七歳、いつも同じ顔の男を好きになる四十八歳、韓国ドラマと現実の区別がつかなくなった五十七歳…。夫婦問題のコンサルタントとして約九千人の相談を受けてきた著者が綴る、おかしくも恐ろしい現代浮気事情。既婚者も未婚者も知らずにはいられない、倦怠と情熱の間に揺れる人妻たちの現在。

感想・レビュー・書評

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  • なんじゃこりゃ。

  • 離婚カウンセラー 池内ひろ美の著書。
    女性の視点で書かれてるかと思いきや、意外に突き落としもする。
    そもそもカウンセリングの内容を面白事例として書くあたりはプロ意識を疑う。

    [more]

    ・15年を超える専業主婦生活から解き放たれて何をして良いか分からず混乱している。それを夫に投げかけ、ともに受け止めてもらいたかった。
    ※ 共に受け止める、が大事か。

    ・彼女自身、唐突に恋がしたいと思ったという。同級生の母親に男を誘っているように見える、と言われて色気があると自覚した。

    ・離婚に夢も希望もあると思わせるために、相談を受ける側の私(著者)は綺麗にしておく必要が有る。
    ※ そんなことをわざわざ広言するなんて、自己正当化の塊のような人なのだろう。

    ・浮気進行形の二人の間で交わされるメールはこんなものだ。ハート、とかちゅっ、とか。
    ※ 恥ずかしい内容だ。

    ・今の日本人の精神年齢は、実年齢に0.7をかけたくらいと言われる。
    ※ だれがどこで言ってる説なのだ?

    ・(恋をしてると言われて)傷つかない妻はいない。気色悪いとか信用できないといった感情が生まれてくる。
    ※ そうそう、汚らわしいという感情が生まれる。

    ・一部の高所得者(11.8%)が、所得税1000万円以上を納め、それは税収の76.1%を占める。
    ※ 収入と税収比率は把握しておきたい。

    ・SAMと安室は離婚したが、親権者はSAM。
    ※ しらなかった。なんでだろう?
    ※ 調べた。2005年には親権も移りシングルマザーらしい。この本は2005年発行だから、その直後かな。 それともこの本のせいで奪いにいったのかな。

  • あ、うん…
    怪しい肩書きで適当に話を聞いて稼げる仕事、
    観点が素晴らしい‼︎
    女は結局喋りたいだけだからな…

  •  夫婦問題のコンサルタントである著者が、相談を受けたなかでも眉をひそめたくなるような事例を脚色し、面白おかしく辛辣にまとめた13のケース。
     色々な人がいるものだなと思った。

  • 何歳になっても浮気の危険あり。

  • 「夫婦・家族問題コンサルタント」なる、少々穏やかでない肩書きを持つ著者による一冊。
    13の事例を通して、現代夫婦と浮気との現場を描く。

    一冊を通して何かメッセージのある本、というよりは、覗き趣味を満たす娯楽的な側面が強い。後書きでも、比較的おバカor困った相談を取り上げている旨が補足されている。

    ただ、背徳的な相談内容とは裏腹に、著者の視点は極めて冷静かつドライ。ウィットに富んだ文体で書かれているものの、著者の強さ&厳しさが随所から感じ取れる。気が弱い自覚があり、かつ、この手の相談所にお世話になる予定の方は読まない方が良いだろう。

  • [ 内容 ]
    今や浮気の主役は男ではなく、女である。
    図書館デートにときめく四十五歳、独身を装い遊び続ける二十七歳、いつも同じ顔の男を好きになる四十八歳、韓国ドラマと現実の区別がつかなくなった五十七歳…。
    夫婦問題のコンサルタントとして約九千人の相談を受けてきた著者が綴る、おかしくも恐ろしい現代浮気事情。
    既婚者も未婚者も知らずにはいられない、倦怠と情熱の間に揺れる人妻たちの現在。

    [ 目次 ]
    女になる妻
    同じ顔の男
    秘密任務の男
    三十五歳のシンデレラ
    妻の下着
    ときめきの業界人
    夫の秘密
    初恋に憧れる
    先生の勘違い
    安・近・長と危・遠・短
    飴と鞭の彼
    南国リゾートの妻
    養育費は給与天引きで

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2008/10/07 顛末が知りたい!

  • さすが離婚カウンセラーしてらっしゃるだけあって、かなり正鵠を射てるし、現実的な本。馬鹿みたいに年金分割できるから離婚しろ〜!!って煽る本でもなくなかなかです。と言ってもどちらかといえば娯楽本かな?

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著者プロフィール

 1961年生まれ。ノンフィクション作家。
 離婚と結婚をテーマとしたホームページ『離婚の学校』を主宰。インター  ネット関連の企画立案を行う。編集者・ライターを養成するスクール『編集 の学校』設立に参画し事務局長を務める。
  著書に『リストラ離婚』『リストラ離婚まだまだ』(以上双 葉社刊)『素 敵な女性は今、インターネット』(ジャパン・ミックス刊)。
連絡先●ビーズ・コミュニケーションズ
東京都港区南青山2-20-5シルク青山2F
池内ひろ美の離婚の学校
URL=http://www.jah.or.jp/〜ikeuchi
internet WOMAN
URL=http://www.ikeuchi.com

「1997年 『リストラ家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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