- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101526
感想・レビュー・書評
-
太平の巻……と言いつつも後半は幕末に足を突っ込んでいる。ゴシップ主体で、歴史を面白く語る、というコンセプト通り、面白エピソードが詰め込まれている。時代に偏りがあるのはしょうがないところか。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
週刊新潮に連載されていたものを厳選して時代別にまとめたもの。おじさん雑誌に連載されていたからか、軽い文体でカタカナを多用したり、現代に当てはめてみたりと歴史が苦手な人でも大変分かりやすい内容になっている。
こういう楽しい本から歴史に興味を持つ人も多いんじゃないかなと思える本。 -
筆者曰く、「ゴシップ史観で描いた江戸時代の人物伝」、とのことで、
下世話な話題も多いんですが、なかなか面白かったです。 -
(欲しい!)/新書
-
[ 内容 ]
出世になりふり構わなかった学者、イヌを食えといった町奉行、文化のパトロンになった汚職官僚、江戸城内のイジメ、ぶらぶら遊び暮らす幕末のパラサイト、災害速報で売り出した男…など四十五人。
太平の世にもリスクはある。
当人たちが大まじめに生きる姿は、傍目にはコミカルで、かつ物悲しい。
歴史の素顔はゴシップに宿る。
江戸時代二百五十年を“陰の声”で綴った無類に面白い人物誌。
[ 目次 ]
第1章 黎明(大学教授の元祖―林羅山;島原に死す―板倉重昌;将軍機関説―酒井忠清 ほか)
第2章 爛漫(世直し大明神―佐野政言;老中直属情報網―松平定信;スカトロ宴会―水上美濃守 ほか)
第3章 風雲(いつも万葉気分―平賀元義;江戸のリベラリスト―松崎慊堂;入墨判官―遠山金四郎 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
いやはや なんとも 全く。花のお江戸のゴシップ記事満載って感じでしょうか。あんなことやこんなこと 今も昔もやってることはあんまり変わらないってんだ。でも 遠山の金さんの刺青が あの桜吹雪じゃなくて 生首だったってぇのは ちょっとイヤざんすよ あたしは。