- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101847
作品紹介・あらすじ
「真意が伝わらない」「好感度が低い」「知名度が上がらない」…多くの企業や個人が抱えるこれらの問題は、相手に原因があるわけではありません。必要なのは、自分から情報を戦略的に発信する「PR」の技術なのです。自民党、キシリトール、タマちゃん等々、様々なブーム、騒動に携わったPR会社のトップが伝える戦略的PRの発想法。ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できる知恵が詰まっています。
感想・レビュー・書評
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PRについての本。PRは消費者やマスコミ地域といった関係者との関係向上。相手に伝えたいメッセージを自発的に思ってもらえるように伝えること。そのためにはメッセージを絞ることが必要。PRと広告を比較しての説明があるため分かりやすい。事例が多いのも楽しんで読める。
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PR=パブリック・リレーションズという言葉のとおり、関係を構築するということ。いかにこの関係を構築するかが頭の使いどころ。
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PRの仕事研究のため読んだ。ニュースに取り上げられるよう、ニュースの裏の裏に立ちまわって(っていう言い方は正しいかわからないけど)依頼企業と一緒にPRの材料を作っていく、、、
決められた広告枠の中で「良く見せる」のではなく、「良い物を作るところから始める」そんなPRの過程がよくわかる本だと思います。 -
PRとは何か?が分かりやすく書かれていて、広告との違いか少し分かったような気がする。クライシスを良くも悪くもなる分岐点、ターニングポイントとしているのは個人的に面白いと思った。
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100円で買ったにも関わらず大変面白かったです。
おそらく私が欲しいと思う情報(PRやブランディングの話)が普通の広告とはどう違うのか?またどういう事例があったのか?というのが記載されており興味を持って読めました。
特に事例として、神奈川出身の私にとって身近な「二子玉川の話・タマちゃんの話」があったのですごくなるほど!と思ってしまいました。
アイディア・ブランディングなどに興味ある人は読む価値ありと思いました。 -
抄録自民党の大勝、キシリトールの普及、タマちゃん騒動等々に携わったPR会社のトップが伝える、好感度を上げる知恵と危機管理のノウハウ。ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できる、ヒントと示唆に満ちた一冊。
love meがPR、 buy meが広告。PRはうさんくさいイメージがついてしまっているが、そうではない。理解してもらうための、周知。
第三者機関に打ってもらった宣伝の方が、広告よりも信頼性がある。
ただし、当事者がチェック入れられないので、時期(他のニュースとぶつからないよう)、打ってほしい内容、一度限りであること。
以上を意識しなければならない。
危機管理
p153
「相手の言う言葉をオウム返しに使わない」
記者「それは組織ぐるみじゃないですか」「隠蔽体質と言われても仕方ないのではないですか?」
これに、
社長等「組織ぐるみということはありません」「隠蔽体質はありません」
と応えるのは不可
否定的な物言いを否定すると、そこだけコメントを使われた場合に印象が悪くなる。
「そんな事実はありません」
と答えれば、そこだけ切り取っての放送は出来ない。
手強い質問
・仮定を含んだ質問……「もしも上場廃止になった場合にはどうしますか?」
・意味ありげな沈黙……質問に答えたあとで「……」と黙ってじっと目を見つめると、もっと喋らなくてはいけない気になって、よけいなことを言ってしまう
・個人的見解を問う質問
自分のフィールドに引きずり込んで回答する。
「大変興味深いご質問ですが、それで思い出したのは……」
「大変重要なご指摘ですが、同じように重要なこととして……」
「忘れる前に申し上げたいことは……」
話の流れを転換するフレーズ
「ここでひとつだけ申し上げたいことは……」
「問題の本質がどこにあるかといいますと……」
「その質問にはこんなふうに答えさせてもらおうかな」
レーガン元大統領がうまい。
ごまかされている気がしない。 -
[ 内容 ]
「真意が伝わらない」「好感度が低い」「知名度が上がらない」…多くの企業や個人が抱えるこれらの問題は、相手に原因があるわけではありません。
必要なのは、自分から情報を戦略的に発信する「PR」の技術なのです。
自民党、キシリトール、タマちゃん等々、様々なブーム、騒動に携わったPR会社のトップが伝える戦略的PRの発想法。
ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できる知恵が詰まっています。
[ 目次 ]
第1章 「関係を良くする」という仕事
第2章 広告とPRはまったく別物
第3章 戦略的PRの威力(名門ブランドの復活(ヴィダルサスーン)
PRにしか出来ないこと(低用量ピル、キシリトール)
新しい魅力を見出す(シーガイア、六本木ヒルズ)
突発事態に対応する(タマちゃん)
戦略の進め方)
第4章 危機管理のエッセンス
第5章 政党、国家の発信力
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[ 参考となる書評 ] -
モテたい人用ではない
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プラップ矢島会長の作品。ケーススタディが豊富なので面白い人には面白い。初心者向け。