ワインをめぐる小さな冒険 (新潮新書 239)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102394

作品紹介・あらすじ

納得のいくボトルを仲間や料理とともに-。会社帰りの居酒屋でも、ちょっと気張った会食でも、これが楽しむ大前提。ワイン好きなら、そこからさらに一工夫、いや数工夫。「トンカツとの果てしなき闘い」「ロゼに栄光の日をふたたび」「イタリアの白もここまできたか」「強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか」「廉価ピノ・ノワール世界選手権大会」…三十余年、ひたすら飲み続けてきた著者が繰り出す好手に妙手。

感想・レビュー・書評

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  • 何冊か買ったワイン関連新書の中の一つ。ワインに関するメモワール。
    いろんなワインが出てくるけれど、ほとんど飲んだことのないものばかり。
    嬉しそうにワイン談義が進むのだが、正直ついていけない。この本を楽しむには経験不足かも。
    勧められているワインは兼価なものばかりなので、また出会う機会もあるだろうか。

  • 長年のワインファンが折に触れて思ったことを、何の制約もなく自由につづったもの。ワインに詳しい初老の人が、やさしくのんびりと語ってくれるよう。トンカツにワインを合わせようとしてみたり、シェリー酒(これもワイン)を熱く語ったり、世界中の廉価ピノ・ノワールを試してみたり…。ワイン好きなら、この小さな冒険譚を楽しく聞くことができるだろう。
    著者の奥深い知識と経験に脱帽して乾杯。

  • [ 内容 ]
    納得のいくボトルを仲間や料理とともに―。
    会社帰りの居酒屋でも、ちょっと気張った会食でも、これが楽しむ大前提。
    ワイン好きなら、そこからさらに一工夫、いや数工夫。
    「トンカツとの果てしなき闘い」「ロゼに栄光の日をふたたび」「イタリアの白もここまできたか」「強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか」「廉価ピノ・ノワール世界選手権大会」…三十余年、ひたすら飲み続けてきた著者が繰り出す好手に妙手。

    [ 目次 ]
    トンカツとの果てしなき闘い
    時にはブルゴーニュの白で贅沢を
    スーパー・トスカーナと騒ぐ前に
    ロゼに栄光の日をふたたび
    世界最優秀ソムリエを前にワインを選ぶ
    コルドバの夜はふけて
    イタリアの白もここまできたか
    武門の誉れシャトーヌフ・デュ・パプ
    シェリーは吉田健一に学ぶべし
    オーストラリア熱は居酒屋がきっかけ
    わが偏愛のサヴィニ・レ・ボーヌ
    ピエモンテには龍もいれば虎のいる
    強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか
    ジンファンデルで焼鳥を
    シャンパーニュのジレンマ
    地下蔵の隅にその古いポートの黒い瓶はあった
    まだまだあるぞ、あの長靴の国のすごい赤
    廉価ピノ・ノワール世界選手権大会
    甘露の雫ソーテルヌ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2007年の出版。ワインを飲んだ時期が1990年代に集中のせいか、今現在の市場の状況とはイマイチずれが。この本を読んで気になったワインがあるから買う、というのはムリそう。
    ということを考えるとワイン本はお手頃価格のワインの紹介というのなら雑誌などのタイムリーな媒体の方がいいということになる。

  • ワインに関するエピソードと高すぎず安すぎないオススメワインの話。

  • ワインは飲み始めたばかり。
    ワインの評価や感想は、あまりにも日常の会話からは遠い。
    どうして「土のかおり」がいいのかもわからない。
    わからないことが多い・・というのは、探索する楽しみもあるということ。
    新しい探求の対象が生まれたことに感謝。
    普通に、入門書として楽しめるかもしれません。

  • 著者が知り合いなもんで。
    ちょっとワイン知ってる人なら面白い。予備知識なしだとちときつい。

  • 2008/2
    ワインについて、その周辺の話題を中心としたエッセイ集。嫌味っぽい表現は少なく、軽い気持ちで読むのに適している。それこそワインを片手に読みたい一冊。

  •  ワインフリーク、しかも高額なビンテージものでないものに関するこだわりを書きます。「世界ピノノワール選手権」などどんな味…?という想像を掻き立てられます。

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