心づかいの技術 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105234

作品紹介・あらすじ

今だからこそ伝えたい! 日本人の心のしきたり。人の本心をつかむには? 相手を心地良くする会話術や食事作法とは? 悲しみとの付き合い方は? NHK元アナによる『気くばりのすすめ』を超えた29のゼミナール。

感想・レビュー・書評

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  • 赤ちゃんは無心の心遣いをしていると言う言葉がユーモアと大事な要点を抑えていて、面白いと思った。

  • 心づかいの出来る人は大人だと思うし、魅力的だと感じる。この本はNHKアナウンサーだった著者が心づかいに焦点を当てて書いた本である。

    著者の豊富な経験を通して、心づかいを受けたエピソードや、心づかいをしたエピソードを読む中で改めて考えさせられる事や共感する事も多かった。

    また第一線で活躍してきた人生の大先輩でもあり、一人の人間としての生き方から学ぶことも多かった。

  • 個人的には好きなジャンル。鈴木氏だからこそ──というよりは先人だからこそ──の重みがあって暖かくも厳しい本。全体を通して楽しく読めた。

    ただ若者を余りにも悲観し過ぎているところが気になる。ぶっちゃけ今の日本で一番心づかいが足りないのは、いわゆる団塊の世代ではなかろうか。マナーの悪さは若者の比ではなく、むしろ最近の若い子はしっかりしてる子が多い。素直だし。

    子は親を見て育つ。
    つまりそういうことだと思う。

  • 元NHKのアナウンサーである著者が、「心づかい」をテーマに書き下ろした一冊。

    20代の若者(実際には若者といえるか微妙な年齢ではあるが)にとっては耳が痛い部分もあるが、著者の人生における様々な経験の積み重ねが伝わる、読みやすいが重みのある内容である。

  • そっと靴を揃えたり、シャラっとゴミ屑拾ってみたり。冒頭「心」という、直線のない漢字に、敢えて原型の自説を展開されますが、敢えて返しで言うなら「心」は「仏」の流れた所と思ってます。

    「そんなのすぐダメになるじゃん」

    仰有ることはごもっとも。しかして花の愛でまいか、しかして今を生くまいか。

    人生の原則、からリファレンス。墨田区生まれ、稀代の“職人”NHKマンに学べる全29講座。

  • 全部で30講。心についてあれこれ書いているが、もう少ししたら、ここに書かれていることはきれいに消えてしまうんじゃないか、そんな不安がある。

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著者プロフィール

成蹊大学文学部教授。1942年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、社会学博士。毎日新聞ワシントン特派員、政治部副部長、論説副委員長を経て、1997年から現職。2000年、ハーバード大学客員研究員、2002年から08年まで成蹊大学アジア太平洋研究センター所長を兼務。
著書に『デジタルは「国民=国家」を溶かす』『地方テレビ局は生き残れるか』『ナショナリズムとメディア』『日米「危機」と報道』『戦争と新聞』など多数。

「2010年 『フィリピン革命を食った人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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