歴史をつかむ技法 (新潮新書 541)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105418

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代に読むといいかな。大雑把な歴史の流れとなぜ教科書がああいう構成になっているかがわかる。

  • ≪目次≫
    序章   歴史を学んだ実感がない?
    第1章  歴史のとらえ方
    第2章  歴史の法則と時代区分
    第3章  日本史を動かした「血筋」
    第4章  日本の変貌と三つの武家政権
    終章   歴史はどう考えられてきたか

    ≪内容≫
    近世史の泰斗による日本史のつかみ方、の本。あまり期待していなかったのですが、高校生に読ませたい本です(一度通史をやった後に)。
    序章と第1章は、歴史用語や日本史そのものについて、教科書と歴史小説などの書き方や実際の歴史との違い、等を指摘。第3,4章は御苦労なことに、「ざっくり日本史」をまとめてくれています。その中で通説と現在の最新の学説を並べてくれています。終章では、「歴史」というものの見方を「歴史学」として考えるときに必要な知識と「自由主義史観」「司馬史観」などの問題点を挙げています。

  • 歴史そのものに対する印象が変りました。

  • 『「忠臣蔵」の決算書』と比較して
    面白く読める。
    ジュンク堂で高校の教科書を購入して
    読んで、参考資料にする。
    平清盛もこれを機にもう一度見たい。

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著者プロフィール

1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを勤めた。1992年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は『寛永時代』(吉川弘文館)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本の歴史』『武士の人事』(角川新書)など多数。NHK Eテレ「知恵泉」を始め、テレビやラジオにも数多く出演した。2020年逝去。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全16巻+別巻4冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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