- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106108211
作品紹介・あらすじ
AIという神、データ化されるヒト……。急速に進化する人工知能がやがて人間知を超えるとき、世界は、人類はいったいどこへ向かうのか。ベストセラー作家が根底から問う、AI時代の「人間の意味論」。
感想・レビュー・書評
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抽象的で分かりにくかった。
AIというよりも著者が旅の中で、これからの人間の生き方について考えるという書き方だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅行記?!と思ったら 旅のブログがまとめられた本だったのですね 2045年に来るかもしれないシンギュラリティを見据えて さまざまあるけれど AIでも手が届かない人間の情や他者と共に生きることについて考えなければならないのだなと思った 人間の中身は二者択一できないし 決してアルゴリズムではないと
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●ホモサピエンスは時代遅れになるかもしれない。これに代わる新しい人類の歴史学者ユヴァル・ ノア・ハラリは「ホモ・デウス」と名付ける。この新しいタイプの人類は、テクノロジーの力を借りて、自分自身を含めた全世界を思い通りに創造しうる。まさに神なる人間である。
●また、そうなれるのは選ばれた国わずかな人たちであり、その他の大多数は、ただデータを提供するだけの存在になり下がる。
●アルゴリズムの限界。大手の恋人探しサイトが、アルゴリズムを使って相性が良いと思われる2人をピックアップするのと、ランダムな2人をピックアップするのとでは、うまくいく確率は変わらないと言う統計がある。
●大量消費社会の落とし穴は、好きになるための時間を作れないことかもしれない。何かを好きになるためには時間が必要だが、ものもサービスもひっきりなしに過剰に提供され続ける中では、この時間は捻出できない。
●ハイブリッド車を市場から締め出すために、EV以外はエコじゃないと言うのと同じである。石炭が温暖化や大気汚染の元凶のように言われた。これも考えると、原油で儲けたい人たちの画策だったのかもしれない。環境問題など、大義名分がみんな金儲けの手段になっている。それなら支持しない側にも、支持する側と同じだけ言い分があることになる。
●ポピュリズムの手口は単純化だと思うです。円周率3でいいみたいな…単純化してわかりやすくする。わかりやすいメッセージだけど、それを望んでいる人たちのところに伝わっていく。トランプがポピュリストなら、サンダースもポピュリストなんじゃないかな。今時の政治家はみんなポピュリストだろう?だとしたら民主主義は終わっていますね。
●自分で発行する独自の仮想通貨。自分の発行する仮想通貨が、いかなる価値を可視化しようとしているかということだ。単なる善意や好意、信頼や信用では弱い。できれば世界でただ1つの価値を発掘したい。 -
外れ。
ただの旅行記で、AIなんて最初にちょっとだけ出ただけ。 -
東2法経図・6F開架:007.1A/Ka84s//K